INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/06/04
諦めずに、良く探せば見つかります
いなジィのブログ105
不明男児の大和君が
6日ぶりに見つかりました
諦めずに探して
本当に良かった❗️
銀行取引も
自社にあった銀行を
良く探しましょう
始めて借入をする
銀行を探す時は…?
✅創業間もない時の借入はどこがいい?
まず最初は
日本政策金融公庫(国民事業)などの
政府系が借り易いです
店舗の数が少なく、利便性が低い
頻繁な借入は難しい
一般の銀行業務は
行っていないので民間銀行に
口座が必要です
地域金融機関も
さまざまな融資制度を
持っているので
創業支援の窓口を訪ねて
親切にしてくれた金融機関を
選択するのも良い方法ですよ
長所は
店舗が身近でいろいろ
相談出来る
次は
✅創業時の借入は多めに
借りた方がいいの?
はい
創業時の計画が
順調にいくシナリオと
なっている計画が
多いが
ある程度計画が
下振れすることも考えて
7~8割の達成率で
余裕を持った
保守的(確実性の高い)
計画を作ります
その計画に基づいて
必要な額を借入します
従って最初に計画した
借入額より借入が
多くなるのが正解です
事業が不振な時に備えて
資金を準備しておきましょう
2016/06/03
熟慮すれば素晴らしい未来にたどり着く
会社を増やす
いなジィのブログ104
ご本人が推敲、熟慮
なさっていた事が
報道されています
熟慮は大切です
銀行取引も良く考えて
取引した方が良いですね
そこで
お悩み事シリーズ
メインバンクについて考える
新たな銀行が
従来のメインバンクより
金利を安く提示してきたので
全額借り換えてしまうのは
信用的に大丈夫?
義と利どっち優先?
金利のみのために
メインバンクの取引を
全面的に借り換えは危険です!
対外的な信用
例えばお取引先に何かあったのか?
と疑念を持たれる
肩代わり提案は、現在の業績が好調で
格付けも高いからですが
いつも業績が良いとは限らない
そもそも
メインバンクが最も
必要となる時は
業績が悪化して
資金調達が難しくなった
時です
その一番頼りにしたい、苦しいときに
大切にして貰えない懸念があります
銀行の支店長は2~3年で
転勤してしまいます
次の支店長が引き続き親身に
面倒を見てくれる保証はありません
(支店長も人間です
相性が合わないこともある)
金利でメインを変える企業は
「金利で取引を移されるかもしれない」
こんな風に思われる恐れもあるのです
なので
取引の歴史を大切に
長期で安定的な
銀行取引を目指します
他の銀行から低い金利の
提示があった場合は
メインバンクに伝え
金利引下げを検討できないか
依頼をします
(他行の提案書があれば見せる)
(くどくどと言わない)
まじめな担当なら検討してくれます
又それでも引下できないときは
一部他行の低金利融資の利用を事前に
相談し同意を得る努力をしましょう
つまりメインバンクは自社の
重要なビジネスパートナーと
考え大切に取引すべきなのです
優先するべきは
事業に必要な資金を
迅速で充分調達できることや
経営の相談に乗ってくれる
銀行です
そんな銀行取引に悩んだら
2016/06/02
銀行取引のお悩み解消NO.2
お金で困らない
会社を増やす
いなジィのブログNO103
銀行取引よくあるご質問シリーズ
■銀行とうまく付き合うポイントは?
まずは良い担当者を見つけます
昨日のブログで
良い担当者を紹介して貰う
と書きました
訪問して貰う為には
銀行の担当者にも訪問の理由(メリット)が必要ですね
担当者の期待は?
例えば
ある程度の頻度で借入や
割引などの資金需要がある
預金の取引(積立など)
金融商品の販売(投信・保険など)
従業員の取引を含めて
獲得の見込みがある
なので
全部付き合う必要はありませんが
ある程度無理のない範囲で付き合います
知人を紹介するなどの方法で
担当者の目標達成に
協力してあげるのもOK
地域情報(不動産)などの情報を
聞くことができるのも歓迎されます。
以上のようなことを期待して
訪問してくるのですよ
少し期待に応えてあげましょう
担当者も目標を持って努力してます
懇意なお客様を作ろうとしていますし
内部では競争もあるのです
銀行担当者を味方につけるには
折角訪問してくれた担当者には
机と椅子は用意して
ゆっくり話せる雰囲気を作る
夏の暑いときなら
冷たい飲み物でも出す
話題として
金融機関のニュースなどを
新聞・TV・インターネットで
チェックしておく
自社の事業や商品サービスを
分かり易く説明したり
決算書や試算表などの資料は
積極的に開示します
いつも訪問を待つのではなく
担当者の都合を聞き
訪問するなどの方法で
面談機会を増やす
みなさんの商売でお
客様をリピーターに
するのと同じですね
■お付き合いで、不要な資金でも
借りといた方がいいとよく聞くが…?
借りておいた方が良いのです
理由は融資取引が始まると
決算書を提出し銀行が分析システムに
データを入れて分析しますが
融資が無いと忙しいので
決算は分析しないし
よく見ないのです
その結果
融資があれば
無い場合より御社のことを
よく理解してくれます
又、試算表を持参するなど
定期訪問の理由もでき
コンタクトが取り易いですね
こんな感じで取引を
上手くスタートさせましょう
気をつけるのは
銀行員に
敵対的な感情を持たないこと
条件交渉の相手だと思わないこと
金利などの条件に過度に拘らない
自分の都合で呼び出したり
急がせたりしない
以上の点にきをつければ
銀行員を味方にできます
銀行担当者が味方につくと
相談や融資の申し込みも
スムーズにいきますし
そのうち上席も紹介してもらえます
逆をやると嫌がられギクシャクします
そんな
お困りごとがおきたら
2016/06/01
銀行取引のお悩み解消
お金で困らない
会社を増やす
いなジィのブログNO102
銀行取引について
ご質問がいろいろ
ありました
【銀行との付き合い方を知りたい】
友人の事例紹介
事業を開始して約1年
知人に
「銀行でお金を借りて
枠を作ったほうがいい」
と言われて
「急には借りれないし
利息は必要経費と思って
借りとくべきだ」
また
「付き合うと他の企業の情報も
聞けてメリットがある」
と言われたのです
そんな話もよく聞くなと思い
銀行に行きました
一応、PL,BSと事業計画書を
持参して何を聞かれても
良いように準備して行きました。
ところが、行ってみると
何しに来たの?
という雰囲気です。
持参した書類を見ようともしないし
業績なども聞いてくれない
「地域の情報なんて
不動産売買の情報くらいしか
ないよ」
また
「銀行に貸し出し枠なんて
ないですよ」とも言われました。
友人の話と随分と違い
混乱しました
何がよくなかったのでしょうか?
このことを別の人に話したら
まずは制度融資から行い、
その後に銀行融資だと
いわれたりもします。
また、
先日、
法人名義の口座も作りましたが、
営業の方を紹介されることもなく、
ただ
口座にお金を預けているだけです。
どうも付き合っている
感じがしない
本当にこのままで良いのか
不安に感じています。
いなジィのアドバイス
先ず
いきなり融資の窓口を訪問は
良くないのです
銀行員は、融資の窓口に取引の
無い方が申し込みに来ると
どこか他で断られて
困って来たのでは?
と疑ってみます
口座開設の際に
自社の事業を簡単に説明して
「将来メインバンクとして利用したい」
と伝えて名刺、会社案内を渡しておく
税理士、コンサル、
その銀行の取引先
に紹介して貰う
「将来は借入して事業拡大を考えている」
と担当者を紹介して貰うと良い
訪問は
その担当にアポ取りして
銀行員の都合の良い日時に合わせる
月末、月初、5、10のつく日は避ける
資料は決算書、試算表、
会社案内、パンフレット
などを持参します
ビジョンや事業の特徴や強み
を説明します
又
将来は借入を利用したい事を
伝えます
自分を理解してくれる
担当者を作ります
融資の決裁は支店長権限の場合と
本部決裁の場合がありますが
担当者が熱心に取り上げる
事が大前提です
なので
その銀行の取引先が
良い担当者だとして
紹介してくれる人を
紹介して貰うのが一番です
尚、事例のケースでは
融資枠を期待するのは無理です
最初のうちは
申し込みの都度審査します
又銀行が情報をくれるか?
良い間柄になれば
ビジネスマッチングや
不動産の情報などいろいろな
情報は貰えます
最初から資金が必要な場合
日本政策公庫(国民事業)や
地元銀行の創業融資を
を申し込みすると良いです
その他
ご不明な点は
資金繰り、銀行取引の悩みを
あなたと一緒に解決する
2016/05/31
中小零細企業など弱者が勝つランチェスター戦略
お金で困らない
会社を増やす
いなジィのブログNO101
昨日ブログが連続100日になりました
小さなマイルストーンを
1つ1つ超えて
それで更に
モチベーションが上がり
ビジョンに向かって
着実に進んでいきます
又今月はフォローアップセミナーを
受けます
続ける為に外部刺激も
活用します
やはり大な目標も
日々の愚直な実践の
継続を大切にする他には
ありませんね
さて昨日の竹田陽一先生の
ランチェスター戦略の続きです
私達のような中小零細企業が
勝ち残る為には
先生の教えの戦略が大事です
お客様を集中して1位になると
✅営業経費が割安になる
これを(1位、経費割安の原則)と呼ぶ
✅1位になると、お客の紹介が多くなる。小売業とか飲食業では1位になると
(クチコミ)でお客が多くなる。
これを(1位、紹介の原則)と呼ぶ。
✅倒産や廃業が出ると、その会社が、
持っていたお客の大半が
1位に流れる
これを「1位集中の原則」と呼ぶ
つまり1位になるとお客が
ジワジワと多くなっていく
✅新規開拓優位の原則
エリアで1位であったり
1位の商品サービスを
持っていると新規開拓も容易です
このようにお客を
特定地域に集中して作ると
①粗利益の補給力が他社より強くなる
②顧客を作る費用と
作ったお客を維持する費用が
他社よりも割安になる
その結果
従業員一人当たりの
従業員一人当たりの
純利益が増大する
これは特定地域に客を
集中して作った(集中効果)
による生産性の向上によるものです
この原則は
商品サービス 業種 客層でも同じで
他社よりお客を集中すると
同じ効果が得られます
と竹田陽一先生は説かれます
確かに理屈は良くわかります
しかし、集中する、絞り込む
この戦略を決断するのは
社長しかいません
社長が勇気を持って
決断する必要がありますが
「もっと幅広く売れるのでは?」
「売れる客を逃がさないか?」
「少しでも売れた方が良い」
「どこに絞り込むのがベスト?」
こんな欲張りな
気持ちや不安や迷いがあり
なかなか決断出来ません
こんな時こそ
お金を払ってでも専門家に
相談するのも
1つの解決方法ですね
良い相談相手が無い場合は