INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/09/17
銀行借入の肩代わりで注意すること
借入期間の延長は
やったほうが良いか?
いなジィのブログNO.211
今回の銀行取引のご相談者は
ビジネスホテルの経営者です
マンションを改装した
2棟のビジネスホテルを
所有しており
新たにもう1棟を購入して
現在改装中です
この購入はA信用組合で
借り入れをしました
この縁で
既存の2棟の借入の返済期間が
あと10年で終わることを知り
A信用組合が貸出期間20年で
肩代わりする
提案をしてきました
最初は毎月の返済が減り
手元に資金が残るので
その話に乗ろうと思いました
借入先の商工中金に話したら
約3百万円の違約金が
必要と言われました
借入時に調達した長期資金に
原価が掛かっているので
違約金が必要とのことです
更に、不動産担保の設定替えが
必要なので担保設定の登記費用が
1百万かかるの為に断念しました
しかし
話を持ち込まれた商工中金は
肩代わり防止も兼ねて
新たに10年固定20年返済の
プランに乗り換えるように
強硬に言ってきました
それで迷って
相談となったのです
確かに資金繰りに
余り余裕が無いのであれば
借入期間の延長をすれば
毎月の返済額が減り
月次の資金の収支が
かなり余剰となり資金繰りを
安定させるには効果的です
しかし当社の資金繰りは
安定しております
更に提案の借入の組換えの為にも
既存の借入の繰上げ返済の違約金が
約3百万円かかります
更に固定期間中はいくら
資金が余剰になっても
毎月の返済額以上の返済は
出来ません
そこで、当初の10年の固定借入を
変動金利に変更して
諸費用を金利を引き下げ
で賄えるように要請しました
基本的には先ず
将来のCF(キャッシュフロー)の
見通しを立てて判断するのが
ベストですね
顧問税理士さんに相談したら
インフレが来るから固定金利の
長期借入をしなさいと
断定的に言われたそうです
みなさん、こんな税理士で
大丈夫でしょうかね
お金、人、ビジョンの悩みを
社長と一緒に解決して
100年成長企業に変える
ベテランパートナー
ココをクリックビズサポートの
いなジィこと稲葉琢也
2016/09/16
強みを磨きNO1になると理想のお客様が来る
いなジィのブログNO.210
強みはひねり
ひねりと言えば白井選手
4回転ジャンプと言えば羽生選手
こんな風に
NO1になり
◯◯◯と言えば◯◯◯
こう言われるようになるのが
ブランド化するということ
今ご相談の企業は
ペットショップです
「強みは何?」
この質問をすると
いろいろ沢山でてきます
1番の強みは何?
う〜ん
ペットホテルも増設したし
自家繁殖の
可愛い犬・猫がいるし
トリミングもやっているし
HPも有る
なんでも有るし
なるほど、そうですね
だからお客様に伝わらないのです
あなたが理想と思うお客様に
1番の強みが伝わるように
する事が必要です
何屋さん?
どんなお店?
言葉で伝える事が必要なので
自分たちの強み、セールポイントを
書き出してみましょう
次に
どんなお客様に
その良さを伝えてたいのか?
それが伝わるとそのお客様に
どんなメリットがあるか
しっかり考えて
同じように書き出します
お店の対面販売でも
webでの販売でも
お客様が探しているコト
に刺さる
「キャチーな言葉」を
作ら上げましょう
そしてそれを絞り込んだ
お客様にお届けするのです
お金、人、ビジョンの悩みを
社長と一緒に解決して
100年成長企業にかえる
ベテランパートナー
ココをクリックビズサポートの
いなジィこと稲葉琢也
初めての方はこちら
にお尋ね下さい
初回相談は無料です
お気軽のHPのお問い合わせ
フォームか下記の電話に
ご連絡ください
082-548-2862
2016/09/15
個別に良く見ると赤字の原因が分かる
値段設定はよく考えて
いなジィのブログNO.209
昨日のご相談企業は
現在、改善計画を作っています
沢山の自社商品が有るのですが
なかなか儲かりません
どうも儲かっていない
商品があるのでは無いかと
原価計算に
取り組んでいます
大変な作業の担当は
社長の長男で
後継者候補のA君
今年の3月まで大企業に
勤務しておりましたが
家業を継ぐ為に
Uターンしました
若いが優秀なA君は
PCを駆使して
製造原価を算出しました
一応できたので
間違いが無いか
見て欲しいと言われて
計算の考え方や計算式に
間違いが無いか調べました
なかなか良く出来ています
検証して間違いは
ないようでしたが
しかし表をよく見ると
製造原価よりも
売価の設定が変
同じ原料で加工方法など
殆ど変わらないが
売価が異常に低い
いつからこの値段ですか?
10年以上前からです
これでは赤字ですね
売れ残った場合の
リスクを過度に意識して
とにかく売るために
実質的には赤字になる
価格設定をしたのです
原価を下げるのは限界です
生産を止めるか
製品の値上げをする
課題が明確になりました
次回で価格の見直しの
具体策を検討します
今日のポイント
1つ1つの商品の
原価を調べて
価格設定を見直す
お金、人、ビジョンの悩みを
社長と一緒に解決して
100年成長企業に変える
ベテランパートナー
ココをクリックビズサポートの
いなジィこと稲葉琢也
初めての方はこちら
にお尋ね下さい
初回相談は無料です
お気軽のHPのお問い合わせ
フォームか下記の電話に
ご連絡ください
082-548-2862
2016/09/14
銀行がお金を貸してくれる経営改善計画とは
答えを気合いや根性に求めない!
いなジィのブログNO.208
気合いや根性は
目標を達成する為には
重要ですね
しかし経営改善計画を
立てるときの根拠が
気合いや根性では
困ってしまいます
根拠なし
押し付け、無理強いでは
社員のやる気が盛り上がらない
例えば
必要な利益を出す為の
必要売上が1000万円だとします
過去の実績は
毎年横這いの売上950万円です
素直に予測した
成り行きの売上は950万円となり
差額の50万円の売上アップの為に
どのような具体的な
打ち手を実施するか
実際の担当者に
アクションプランを
考えて貰うのです
この成り行きで予想した
確実性の高い数字950万円に
上乗せした50万円の根拠が
「頑張ります」
「気合いや根性」
が答えでは最終的には
計画が未達成となる
原因となります
なのでアクションプランを
シッカリ考えます
例えば
◯◯◯で客数を増やす
◯◯◯で客単価を上げる
◯◯◯でリピート率を上げる
次に言葉で書いた
定性的なアクションプランの
効果を数値に置き換えます
その合計値に実現可能性の
掛け目(割引率)をかけます
社内の社員にチャレンジする
計画は頑張ればギリギリ届く
計画としますが
金融機関に提出する計画は
外部環境が悪くなっても達成できる
保守的な計画を作ります
こうすると実現可能性の
高い改善計画がつくれます
従って金融機関も計画に
同意、結果はやは支援して貰えます
今日のポイント
改善計画の実現には
気合いや根性が
絶対に必要だが
計画作りの根拠として
気合いや根性に答えを
求めてはいけない
現場の情報や
知恵を入れた
個別具体的な
打ち手を社員と
一緒に作る
経営改善計画の策定は
お金、人、ビジョンなどの課題を
社長と一緒に解決して
100年成長企業に変える
ベテランパートナー
ココをクリックビズサポートの
いなジィこと稲葉琢也
初めての方はこちら
にお尋ね下さい
初回相談は無料です
お気軽のHPのお問い合わせ
フォームか下記の電話に
ご連絡ください
082-548-2862
2016/09/13
価値観を認め合えば良好なコミュニケーションとなる
いなジィのブログNO.206
街が明るく、元気が出ますね
地域金融機関は地域で
受け入れられて
地域の元気が出ると
良いですね
その為には
価値観を共有する
必要がありますね
会社も同じことが言えます
今日のご相談企業は
6年前に経営危機になり
経営改善計画を作り
金融機関にリスケ
(リスケジュール=返済条件の変更)
をして貰い
社長夫婦で懸命に経営改善に
取り組んできました
何とか業績も回復してきて
正常化への道筋も見えてきたので
今回
経営改善支援センター事業を
使って改善計画策定に
取り組むこととしたのですが
先日、社長と後継者候補の長男が
経営方針をめぐり対立した
クライアントです
社長と後継者は口もきかない状態
今日は先ず長男の言い分や
思いを聞く為に面談しました
長男は借入の多い会社を
継ぎたくない
無借金なら
景気が悪くなっても
あまり困らないが
借入があるとリスクが高い
なので
「自分は社長にはなりたくない」と
考えていたのでした
しかし先日の
長男「辞める」
社長「辞めろ」
の言い合いの件は
落ち着きました
最大の原因は
社長がいつも一方的に
押し付けるような言い方を
していることが原因でした
先ずは素直に話しを
聞くことが必要という
ありきたりの答えでした
素直に話すとは
相手の価値観を認めて
ありのままを容認することです
例えば
長男は
「無借金が1番良い」という
価値観を持っており
社長は
「適切な借入は必要」という
価値観ですから
社長の考えを押し付けるのは
無理なのです
各々そういう考えである
ことを認めて
考えを変えさせようと
しないことです
但し正確な現状認識を
できるようにする為に
経営幹部向けの勉強会を
開催することになりました
結果は又ブログにアップします
良好なコミュニケーションを
つくる今日のポイントは
各々の価値観を認め合い
無理強いや押し付けをしない
お金、人、ビジョンの悩みを
社長と一緒に解決して
100年成長企業作りの
ベテランパートナー
ココをクリックビズサポートの
いなジィこと稲葉琢也
初めての方はこちら
にお尋ね下さい
初回相談は無料です
お気軽のHPのお問い合わせ
フォームか下記の電話に
ご連絡ください
082-548-2862