INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2017/02/22
社長さんの知らない声に耳を傾ける
「たぶんこの会社が、
変わるのは無理!」
こんな声ないですか?
いなジィのブログ370
対策を検討しました
先週社員さんに
個人面談をすること
面談の目的を伝え
アンケートを直接弊社に
送り返して貰いました
そして本日その事前
アンケートに基づき
1人1人コーチングを
行いました
先ずは分かったことは
社内のコミュニケーションが
取れておらず
意思疎通が出来きていない為
仕事が非効率になっている
ことがある
先行きが不安との理由で
社員の一部は辞めたい
思っていました
何かが起きたときに
事実と自分考え方・感想を
ごちゃ混ぜで伝える為に
意思疎通が上手くいかない
解決策の1つは
事実は5w2hで表現するもの
自分の考え方や感想は感情
2つに分けて考えることで
事実が正確に伝わります
解決策2は
感情の対策
「間違えないために、確認したいが、
忙しそうで聞き辛い」
「スピード、効率と言われて
焦って仕事して失敗してしまう」
「皆、あまり口聞かず、なんでも
話せる雰囲気でない」
社員さんはもっと風通し良く
コミュニケーションが取れる
明るい職場を希望しています
先ずは、社長さんが我が社は、
「安心、安全、ポジティブ」な
会社を目指していることを伝え
次回、その為に必ず出来る
社員さんの自身や会社の行動目標を
考え設定して貰います
あまり抽象的な大きな目標では
達成できないので
目標を細分化することで
実行し易くする。
必ず一段一段実行して
まいにちチェックします
こんな感じで改善を図り
イキイキと働ける職場
づくりをサポートします
皆さんの会社は大丈夫ですか?
2017/02/21
頑固な社長はどう説得すればいい?
事業の継承は大丈夫ですか?
いなジィのブログ369
社員さんからどう見えてるか?
自分が思っている姿と
他人から見えてる姿には
大きなギャップがあります
一生懸命社長が
コミュニケーションを
取ろうとしても
過去に叱責されたりすると
叱責された本人だけでなく
それを見ていた他の人も
上の絵の様な印象が強く残ります
自分では意識してないことが
多いですね
心理学のフレームワークでは
ジョハリの窓と言いますが
他の人は知っているが
自分は知らない領域
この領域は誰かが
話しているのを聞いたり
自分自身が気付いて
開かれた窓(開放の窓)の
領域を広げていくこで
コミュニケーションが
改善すると言われてますが
最近は高齢の社長が
元気なのは良いのですが
過去の成功体験に囚われ
後継者候補の息子の
言う事も全く聞かず
従来からの経営方法にこだわり
変革を嫌い
外部環境の変化に取り残される
中小企業の社長さんが増えています
いかに事業を継承するのか
頑固な社長から後継者へ
バトンタッチする方法を
早目に準備していく必要を
強く感じています
我が社も怪しいと思う方は
早目に検討を始めたほうが
いいですよ
2017/02/20
経営改善計画が下振れしたらアクションあるのみ
全社一丸で挽回するには
アクション
いなジィのブログ367
こんなまとまりのある企業を
目指している企業です
今日の相談は、以前作った
改善計画についてのお悩み
貿易がある為に、外国為替の
影響を受けて
計画が
下振れしております
下振れの原因となったのは
その貿易部の責任者が
凄く真面目な人で
オーナー社長の意向を
過度に意識しており
元の計画策定時に
期待に応えようとして
かなり無理な計画を
してました
今回もなんとかして短期間で
無理矢理に売り上げを
挽回しようと焦っていました
当然すぐに答えを出すのは
非常に難しいのです
今日は売り上げを分解して
売上=客数✖️客単価✖️リピート率
客数は営業担当が新規開拓する
客単価はバイヤーが新商品を開発
リピート率は電話を受ける
事務方がスクリプトを作り提案する
こんな感じで
部内の全てのミンバーが
少しづつでも今までと
違うやり方を考えます
そうやってアクションプランを
再度見直しています
アクションプランは
例えば新規取引〇〇社といった
「成果目標」ではなく
1日1社新規訪問するといった
「行動目標」を設定します
「成果目標」は相手があり
結果が出るかどうかは
相手次第ですが
「行動目標」は自分自身が
やれば達成出来る目標とします
計画と実績のギャップを埋める
為に具体的な
アクションプラン≒「行動目標」
を新たな着眼点から
探していきます
新しいアクションが起きなければ
何も変わりません
改善計画を同意してくれた
銀行にも計画の進捗を
報告することが必要です
それまでにしっかり挽回策を
作り実施していき
これを報告し引き続き
計画通りの銀行取引を
継続してもらいます
ポイント
銀行取引を
良好に保つには
適切に自社の経営努力を
伝えることです
2017/02/19
銀行借入をするには社長の言葉を変換する必要がある
銀行員の質問に対して
自分の言葉で説明する
いなジィのブログ367
ゆっくりしようと思っていましたが
昨晩、急遽
お困り社長から電話が
月曜日に銀行に事業計画を
説明に行かなきゃいけない
「急いで計画を
作って下さい」
銀行からの依頼の内容は?
「今の計画を社長の言葉で
説明できるようして下さい」
こう言われました
社長はどうして良いか
よく分からないので
先ずは言葉で
どんな商品をいくらで製造し
どこに、いくらで、いくつ
売る予定なのか書き出して貰い
一個当たりの
製造原価がいくら
販管費がいくら
補助金はいくら出る
考えていることを文章に
してもらっています
それを読みとり
事業計画の数値計画を
つくり
必要資金は借入をする
計画を盛り込みます
弊社が計画を作るのをお手伝いし
それを社長が考えた文章と
1つ1つ照らし合わせながら
説明し、確認しながら
分からない点を
無くしていくのです
銀行に聞かれても、自分で
説明できるように
打ち合わせしました
社長曰く
「私は、長いこと営業一筋でよう分からんのです」
売り上げや経費や利益は
まあまあ理解されてますが
分かりにくいですね
丁寧に説明して
おぼつかないとこれは
計画書にメモして
事業計画を理解していただきました
これで月曜日に銀行で質問されても
大丈夫です
社長の考えていることを
数値に変換して計画をつくり
銀行員に納得して貰うと
銀行も融資が出し易くなりますね
2017/02/18
良好な銀行取引の第一歩はこちらから近づく
メイン銀行に自社の
評価を聞く
いなジィのブログ366
「脱どんぶり経営セミナー」
をおこないました
アンケート取ると受講者約60名中
お金や数字が得意の方はわずか3名
こんな経営者の方々に
和仁達也先生の
お金のブロッパズルを使い
把握して経営の意思決定に
使えるお金の知識を伝えました
その後の個別の経営相談で
2社目のお悩みごとです
社長が72歳と高齢の
自動車販売業者で事業継承と
銀行取引の悩み
社長の長男の専務と
妻の常務のお二人でのご相談です
社長は未だに会社の実権を
離すつもりがない
会社の業績はかなり以前から
売上が毎年下がり
管理部門の常務が
人員や経費削減をしているが
実質は赤字です
決算書もかなりの
操作が見られます
相談の夫婦が今後どうすれば
良いのか悩んでいます
社長は銀行の目を意識して
赤字決算にしたくない為
売掛金や在庫などで
かなりの操作をしている
しかし借入過多で銀行の返済は
すでに全行ストップしています
従って債務者区分は
「要注意先」以下だと思われます
更に当然、銀行は粉飾には
気付いていると思われるので
お二人には、メイン銀行に行き
メインが自社をどう見ているか
聞いてみる事を勧めました
銀行としても高齢な社長で
返済ストップしているので
聞きたいことが沢山あると
推測できるので
事業承継に向けて
銀行との関係性を
構築すると同時に
正確な現状認識をします
次に社長さんに
決算書を見せて貰い
早く経営改善に取組むことを
お勧めしました
本格的に改善に取り組めば
充分正常化が見込まれる
そうすれば老朽化した
設備の更新投資も可能になります
私のクライアントにも
よく似たケースがあります
経営改善支援センター事業を
活用して正常化に取り組めば
専門家費用の2/3は国が
補助してくれるので
会社の負担は軽減されます
皆さんもこんなお悩み
ありませんか?
そんな時は認定支援機関に
ご相談ください