INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/04/25
東京五輪エンブレム「組市松紋」に
お金で絶対に困らない
会社を増やすお手伝い
いなジィのブログNO65
オリンピックのエンブレムが
A案できまりました。
前回の反省を踏まえて
今回は公開で広く
意見を求めましたね。
やはり物事の選択は
充分な検討が必要ですね
取引銀行の選択や
使い分け方も
充分な検討が必要です。
なので
取引条件について
考えてみたいと思います。
皆さん借入の金利は
低いほどいいですよね。
ところで
金利について
「実質金利」ってご存知ですか?
実質金利の考え方は
実質金利 =
(支払利息-受取利息 )÷
(総借入-預金額)
となります。
預貸率(借入に対する預金の割合)が
高く、多くの現預金を
おいている企業は
実質金利が高くなります。
よくあるのは
積立や定期預金を
依頼される場合です。
表面金利は低くても
実質金利は高くなります。
なので
表面金利だけで
高い低いを比較するのは
片手落ちですよ
但しここでも
注意が必要です。
実質金利が高くなるから
預金をあまり置かないで
借入を減らした方が
経営分析の数字が良くなる
なので
「預金などしないで
借入を圧縮した方が良い」
こんなことを聞いたことが
ありませんか?
確かに必要な時に
必要な金額が自由に
借入出来る企業は
それも良いでしょう。
しかし
中小零細企業は
資金繰りは楽ではないですよね。
従っては
中小企業は借入が出来る時に
出来るだけ長期で借入して
手許資金は最低1カ月の
支払い額以上確保します。
余剰だとしても定期預金は
しないでおきましょう。
積立も満期には必ず解約を
前提で付き合いましょう。
理由は又次回で
説明します。
銀行取引で悩んだら
お金の悩みをあなたの
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2016/04/24
銀行を上手く使い分けるには❗️
お金で絶対に困らない
会社を増やすお手伝い
いなジィのブログNO64
今日は
銀行取引の
お悩み相談です。
●銀行ってどう使い
分けたらいいですか?●
創業期は
日本政策金融公庫などの
政府系や公的融資制度が
借り易いですね。
長所は
固定で低金利の
長期資金が借入できる。
預金取引も問われない。
短所は
短期間で何度も
借入と返済をするのは
難しく、柔軟性が低い
なので
事業が成長し始めたら
複数の銀行取引に
移行します。
ポイントは
メインバンクを
決めるです。
メインバンクって何?
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基本的には融資の金額が
最も大きい銀行です。
但し
残高だけでなく
頼りになる銀行ですよ
苦しい時に支えてくれる
のはメインバンクです。
メインバンクと良い
関係になるには?
事業の変化を
小まめに報告する。
銀行取引で何かを
しようとする時は
真っ先に相談を
することです。
又メインバンクも
当然
最初に話が来ると
思っています。
なので
聞いてないよ~
などと
担当者や銀行の
顔を潰さない
ようにね
銀行を増やす
タイミングは?
借入残高が1000万円を
超えたら、政府系以外で
借入出来る銀行を
作りましょう。
信用組合
信用金庫は
借入し易いです。
金利はやや高めですが
融資は柔軟です。
一方
地方銀行は
信金・信用組合に比べ
融資金額が大きい。
金利が低い。
情報も多い。
短所は
融資手続きが煩雑など
やや硬め
しかし
借入規模が
3000万円程度までは
政府系の借入を除けば
信金・信組も地銀も
信用保証協会の保証付き
融資が大半となります。
なので
このくらいの借入規模
だと担当者の本気度が
大きく影響します。
担当者次第と言っても
過言ではないのですよ
個人の能力差はかなり
有りますが…
次の点に
気をつけて
見分けましょう。
【銀行マンの見分け方】
決算書を渡したら
その場で
内容を確認して
不明な点を
質問したり
社長の話しを
メモを取る人は⭕️
更に決算書を見て
自分の考えを
言った人は◎
ろくに見ないで
カバンに入れ
メモを取らない人は✖️
知識や能力より
あなたの会社を
あなたの以上に
本気で考えてくれる
銀行マンがいいですよね。
金利については
次回に説明しますが
メインバンクの選定では
あまり金利にこだわるのは
得策ではありませんよ
銀行取引で迷ったら
2016/04/23
「卵は1つのカゴに盛るな」は正しい?
お金で絶対に困らない
会社を増やすお手伝い
いなジィのブログNO63
以前のブログで
この投資の格言を
分散投資の説明に
使いました。
しかし
この格言は投資だけでなく
リスク分散の重要性を言ってます。
今回のご相談がその事例
「銀行取引を1行取引で
深く繋がるのと
複数行取引で、広く繋がるか
どっちがいいんですか?」
創業時に多いのは
政府系か地元金融機関の
一行取引でスタートしますね。
初めて融資する銀行マンは
事業のこともよく理解して
親身に相談に乗ってくれます。
その後新たな借入がないまま
数年経過すると担当者も
交代・転勤します。
次に借入が必要となった時
事業が順調なら
引き続き従来からの
銀行と取引を続けます。
一方事業の芳しくない時には
既存の銀行では担当者も交代して
親身に相談に乗ってくれない
事が 多いです。
そして
借入できる銀行を
探さなくてはいけなくなります。
だから
事業を続けて、将来借入する
可能性があれば
事業が順調な内に
もう一行の銀行取引を
開始しておきましょう。
そう
銀行取引も一行取引ではなく
リスク分散しておきましょう
特に最近は
どこの銀行も新規融資先の
開拓をしています。
3月の決算や9月の中間決算前には
必死で開拓しています。
銀行マンが融資の提案にきたら
出来るだけ決算書や申告書を見せて
検討して貰いましょう。
尚
その際は基本長期(5年以上)で
借入しましょう。
事業を拡大したら
銀行取引は
最低3行は確保します。
政府系、信金・信用組合、地方銀行
更に拡大したらメガバンクを加える
のも良いでしょう。
使い分けは次回に説明します。
借入を活用して本業を
シッカリ伸ばしましょう。
借入金利で儲からなくなる
事業はそもそも
利益率が低過ぎます。
1つのバロメーターですね。
銀行取引で迷ったら
お金、人、ビジョンの悩みを
2016/04/22
あなたの会社はいくらで売れますか❓
お金で絶対に困らない
会社を増やすお手伝い
いなジィのブログNO62
先日のご相談は
最近多くなってきた
事業承継・後継者問題です。
顧問先の社長さん
実弟が専務である
子会社の事で
相談にお見えになりました。
仕事は朝が早く
かなり体力を必要とする
内容です
弟さんも高齢になり
「体力的につらいから
辞めたい」と申し入れ
お取引先もあり
従業員もいる
しかし身内だからこそ
出来た仕事です。
社内には
専務に成り代わって
仕切る人物はいません
また外部から採用は
もっと難しいです。
しかし
社長の希望は
事業を引き継いでくれる
会社を探したい
会社の土地建物は売りたくない
いなジィも一緒に検討
会社の本業を切り離して
売却して
土地建物はその会社に賃貸する
専務は
不動産管理の仕事をすることで
ある程度の報酬を支払う
買手の候補は
近隣の同業者が
数社です。
この方向で
メイン銀行の
M&A(企業買収)の
部署につなぎました。
メイン銀行は仲人の役割です。
売り手の名前を出さず
買う意思があるか打診します。
関心があれば
秘密保持契約を結び
詳細資料を提出し
検討してもらいます。
条件が合えば
基本合意に
(婚約みたいなもの)
こんな感じで
会社は売れるのです。
その会社の場合は
毎月一定額の売上がある
優良な取引先があることに
価値がありました。
しっかりした会社に
会社を売ることも
事業が存続する
1つの有効な方法ですね。
ではどこに価値があるの?
基本は利益と
事業の強みです。
魅力の商品
独自の技術
優良なお客様の数
種々の資格を有する社員
などです。
こんな風に
あなたの会社も売れます。
後継者が居なくて
事業の継続になやんだら
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いなジイこと
稲葉琢也
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2016/04/21
問題解決型では解決しないこと❗️
お金で絶対に困らない
会社を増やすお手伝い
いなジィのブログNO60
昨日は午後から大阪に
出張しました。
和仁達也さんと遠藤晃さんの
両先生から
コンサルスター大阪4期で学んだ
専門家の同期生の勉強会です。
いろいろな分野の専門家で
ある事業の
実例で、実際の悩みを
様々な角度、切り口から
検討しました。
4時間も白熱した議論
自分と異なる視点、着眼点
目から鱗がバラバラと落ちました。
やはり1人で考えては
限度がありますね。
遠藤晃先生の
お話を紹介しますね。
「あなたの問題点を
明らかにします。」と言う
コンサルティングでは
成果は出ない!
えっ
ギクッ
多くのコンサルタントが
当然だと思っている、
「問題と解決との間には
必ずしも明らかな繋がりが
あるわけじゃない」
1つの問題には1つの解決策が
セットであるように
考えている人が多いですね。
でもね
実は僕らを取り巻く問題は
とても複雑で
いろいろな事が絡みあって
現状を生み出している。
だから
ある1つの問題に対して
1つの解決策を講じたとしても
それが理由で
また別の問題が
生み出されてしまうんです。
例えば
仕事で成果が
下がっているから
モチベーションを
高めたとします。
これが
1つの問題に対して
1つの解決策って形ね。
でも
モチベーションを高めて
仕事する時間が増えて
成果が上がると
例えば
家族と過ごす時間が減ります
減ると奥さんから
不平不満が
でるかもしれません。
そうすると
あなたの仕事への
モチベーションは
また
下がってしまい
結局
仕事の成果が
下がってしまいます。
つまり
仕事の成果(問題)に対して
モチベーション(解決策)で
対応すると
家族との時間(問題)という
新たな問題が
生み出されてしまうのです。
これが
多くのコンサルタントが陥る罠です。
問題を明らかにして
解決策を講じても
また
新たな問題を誘発して
結局
成果を出すことが
できないわけです。
で、
遠藤流の発想法は
問題にこだわらない!
で
相互作用に注目!
するんです。
相互作用は
明らかにそれ自身が
生命を持っているかのように、
組織や個人に影響を与えます。
この相互作用をとらえて
解決策を生み出します。
この発想で
自走する組織構築ができ
課題を解決できることができる。
問題解決型ではなく
現状を素直に認め
ポジティブに考えて
みたら良いかもしれません。
又
異なった考え、意見を
取り入れるのもありです。
病気の場合にセカンドオピニオン
を聞く感じですかね。
そんな時には
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