INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2017/02/27
綺麗にまとまった計画ではダメ、本気の挽回策を
社長や社員が本気で考えた
アクションが必要です
いなジィのブログ375
上場企業の多くが業績好調で
増益の報道がされています
しかし世の中の多くの
中小零細企業にとって
計画通りには売り上げが上がらず
特に1月2月は売り上げが減少し
ピンチな企業が多い
経営改善計画をつくり
金融機関の支援の同意を
いただいている企業も
計画通りに行かず
計画に比べて実績が
下振れしている企業が
あります
こんな時にどうしたら良いか?
先ずは正確な現状把握をします
具体的には
売り上げ、経費、利益が
計画と比べてどうか?
これは皆さんやっている
力を入れて頂きたいのは
改善計画のアクションプランです
(具体な施策・行動計画)
計画が下振れしたら
当初のアクションプラン通り
出来ているのか?
何が出来て、何が出来ていないか?
実際の事業活動の中味が重要です
具体策の実施状況が不十分なのか?
実行はしたが効果が出なかったのか?
さらに追加の施策が必要なのか?
行動目標の細分化が
不十分で社員が行動出来て
いないかのか?
業績を改善するには
アクションが重要なのです
従って、計画が下振れしたら
アクションプランを振り返り
アクションプランによって
挽回に必要な数字を
確保するのです
ナンチャッテ専門家が机上で
考え作った計画より
社長や社員が考えた
現場を踏まえた
修正計画が必要なのです
そうすれば、改善計画を
同意した金融機関も計画の
修正を認めてくれます
単に金融機関対策で
計画を修正するのではなく
自社が挽回するため
挽回に向けて行動する為の
道しるべとなる計画が大事です
ポイントは
アクションプランを
見直す
必ず達成できる
目標設定をする
計画通り行かず
修正計画が必要になったら
信頼できる専門家の
サポートを受けながら
しっかり実行できる
計画を作りましょう
2017/02/26
やりたくても出来ないことがやれる方法
本当は出来ないことには
理由があった
いなジィのブログ374
足を捻挫してやりたいことが
満足にできない、いなジィです
でも足を痛めて分かった事は
従来にも増して時間の使い方を
工夫しなければならないと
言うことです
あれもしたい、これもしたい
あれもしなければ、これもしなければ
といつも時間に追い立てられる
ような気がします
気になる事を全部
書き出してみると
重要度の高いことや低いこと
緊急度の高いこと、低いこと
ごちゃごちゃに混ざっています
これが、いつも消化不良の感じや
イライラの原因であるように思います
気になることを全部
書き出して
重要度と緊急度のマトリックスで
整理してみると
✅第1領域
緊急かつ重要なこと
文句なしに即実行
✅第3領域
緊急だが、重要でないこと
本当に自分がすることが必要か考える
✅第4領域
緊急でなく重要でないこと
やらなくて済む方法を考える
✅第2領域
緊急ではないが重要なこと
これが1番問題なのです
ついつい先送りをしてしまう
そして時間が経ち、
緊急なことになってしまう
この第2領域は計画的に実行する
必要があると言われながら
皆なかなか出来ない領域です
私はこれを出来るに
変え方法に
たどり着きました
それは目標を1日1日必ず出来る
サイズに細分化するということです
それは単に目標が小さいから
簡単だということだけでなく
大きく変化しようとしたら働く
「現状維持メカニズム」
元に戻ろうとするメカニズム
を乗り越えるために
小さい目標を
毎日毎日クリアすることが
必要なのです
これを知ったのは
「すごい自己紹介」の著者
横川裕之さんの
文字化合宿に取り組むことで
体感しました
重要だけどいつも後回しに
していることを細分化
してチャレンジしてみると
簡単に出来てしまいました
皆さん、気になってる
後回しにした重要なことを
必ず出来るサイズに
細分化してみませんか
2017/02/25
ピンチから本気で脱出するには、どうすれば良い?
本気の社長には道はある
いなジィのブログ373
不自由で出来ないことだらけ
しかし
工夫すれば今まで
思いつかなかったことが
沢山みつかりました
私が相談に乗っている
中小企業には資金繰りが
厳しい会社があります
そんな中小企業は
売上は毎年減少し
毎年赤字が出ています
資金繰りも厳しいが
銀行は既に返済条件を
変更しており
新たな借入は断られました
「どうすりゃえんじゃろか?」
「もうダメかもしれん?」
ちょっと待って下さい
絶対に忘れてならないのは
「諦めない」
ことです
そんなことは分かっとる
夜も寝れずに悩んで
頑張っとる
これ以上どうすりゃ
ええんじゃ?
本当にそうでしょか?
自分1人の考えの中に
留まっていませんか?
目の前のお金の事ばかり
考えていませんか?
なんちゃって専門家の
話を鵜呑みにしてませんか?
なんちゃって専門家のことは
一昨日のブログで
銀行にお金貸さないと言われ
諦めていませんか?
社長!
まだまだやれることが
沢山ありますよ
勿論
「〇〇したら上手くいく」
なんて調子の良いことは
言いません
しかし
出来ていない事が
多いということは
工夫の余地が
まだまだある
「やるべきことだらけ」
万策尽きたのではなくて
自分で考え行動することを
やめていませんか?
本気で脱出したいと考える
社長さん
本気で考えてみませんか?
諦める前に死ぬ気で
脱出したいと考えたら
どうぞご相談下さいね
お金の不安を解消し
ビジョン実現を
サポートする
社外の戦略ブレイン
2017/02/24
世の中は良い事ばかりではない
良い事が続いたら
気をつけましょう
いなジィのブログ372
「好事魔多し」とは
よく言ったものです
よいけことが続くととかく
悪い事が起きるものだという意味
昨日は早朝から仕事が入り
順調に進み
午後は「脱どんぶり経営セミナー」
を自社の事務所で開催しました
少人数ですが1名
インフルエンザで欠席以外
予定通りの集客が出来ました
更には
ブログのお師匠さんで
キャッシュフローコーチの
先輩である
「板坂裕治郎」さんにも
来て頂いてアドバイスを頂けましたし
今後の協力の話も出来てて
ニコニコ
新幹線で移動
銀行時代の部下が
岡山支店長になっており
お取引先企業の社長さんと
一緒に楽しく会食
そのあと広島まで帰り
自宅のすぐ近くで
捻挫のアクシデント
やはりよい事が続くと
気をつけたほうが良いと
痛感しました
今日は日記になっしまいました
お読み下さり
ありがとうございました
では又あした
2017/02/23
経営改善支援センターを活用して銀行取引改善
なんちゃって専門家には
気をつけて!
いなジィのブログ371
日本政策金融公庫の広島支店で
「経営改善支援センター事業」を
活用した金融取引の正常化について
公庫職員さん向けセミナー
を行いました
公庫さんから、再生に力を
入れていきたいと
依頼されたセミナーです
お伝えしたのは知識だけでなく
「どのように社長さんに寄り添い
支援をすれば良いか」です
この事業の対象は
資金繰りが苦しくなるなど
金融機関の支援が必要な中小企業
その中小企業が認定支援機関
(税理士、中小企業診断士
などの専門家)に計画づくりを
手伝って貰います
経営改善計画を立てて
リスケ(リスケジュールの略)
(借入期間の延長し返済額を減らす)
借り換え
(今迄の借入を返済額を減らすように
新しい借入に借り換える)
新規借入
(新たな借入が事業継続に必要なもの)
などの金融支援を
取引の金融機関に依頼します。
全ての金融機関の同意が
整うと計画は成立します
以後は3年間にわたって
モニタリングがなされます
モニタリングは計画通り
推移しているか確認します
計画に対して実績が下振れしたら
改善施策の立案、実施を
サポートします
従って本当に中小企業に
寄り添い支援する事業なのです
社長の思いや意思の入らない
計画づくりや
計画を作って「一丁上がり
あとは知らない」
「銀行の作る改善計画は
借入金の回収計画だ」など
レアケースを一般化して
話し注意を引こうとする
こんななんちゃって専門家は
要注意です
見分けるポイント
本当に事業を
よく見ているか?
借り手の立場にたって
金融機関の調整を
お手伝いしているか?