INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/03/20
簿記を知らなくても分かる決算書の見方
【5年間で1000社をお金で困らない中小企業にする】を目標に掲げて
お金、人、将来ビジョンで
お悩みの社長さんの片腕となって
課題解決する
経営パートナービズサポートの
稲葉琢也です。
3月20日、日曜日、春分の日です。
空も良く晴れて、春らしい、
爽やかな一日になりそうです。
墓参りに行こうと思います。
ご先祖様に、現状の報告をして、
新たな決意を固めます。
さて、報告といえば、
過去の結果を総括しますが、
企業の場合は、決算書が
その役目をします。
銀行で30年、
中小企業再生支援協議会3年半、
ベンチャーキャピタル3年の
経験する中で多くの
破綻していった企業に
関わってきました。
その経験で分かった
経営危機に陥った企業の
共通点は
経営者が決算書を
良く見て対処していない点です。
決算書に変化の予兆が、
現れているのを
見落としています。
見方のポイントは
時系列の比較をすることです。
特に貸借対照表=BS(バランスシート)
は過去の企業活動の
結果を示しています。
2期比較して、
増減の大きな科目から
内容を詳しく調べましょう。
通知表を1年、2年、3年と
比較する感じです。
例えば、期末在庫が大きく
増加している場合は
実地棚卸しがキチンとされているか?
在庫は今後適正な価格で
売る事が出来るか?
損益決算書では利益が出ていても、
在庫が正しくないと実態は赤字の
場合もあります。
御社は大丈夫ですか?
さらに、その他の科目も、
どうもおかしいと思う場合は
過去10期分の決算書を
時系列比較できるように
EXCELで並べて見て下さい。
いろいろな科目の、
歪な増減が見つかります。
異常値を見つけたら、
経理や関与税理士さんに
確認しましょう。
まず多いのは、小幅な黒字が
続き、在庫、売掛が増加し
借入が年々増加しているケース
この場合は、
早急に精密検査が必要です。
どう対処して良いか分からない方は
専門家にご相談下さい。
相談先が不明な方は
どうぞ弊社ビズサポートの
無料相談へ
どうぞ
初回1時間は完全無料で、
現状分析と問題点の洗い出しを
行い、事業の毀損度合いを
見極めます。
ここまでが無料です。
例えば、
風邪を引いたのか、肺炎なのか、
肺癌なのかを
見極めないと治療方法を
決めることは出来ないのです。
早期発見、早期治療ですよ
では又次回