INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/01/24
社内コミュニケーション
全国男子駅伝を見ていました。
広島がんばりましたが惜しくも第2位
雪の舞う大変寒い状況の中で
選手の皆さんご苦労様でした。
応援の皆さんご苦労様でした。
お金のお悩み解決ビズサポートの稲葉
です。
今日はある悩み事です。
今から5年前以上に業績が厳しく
ほぼ破綻状態から
社長さん、社長夫人ともに必死で
再生に取り組んだ企業です。
5年間懸命の経営努力を続け、
なんとか計画通り
銀行返済も進むようになり、
資金繰りの心配もしなくて
済むようになりました。
しかし業績の回復と反比例して
社長の表情がすぐれません
最近いかがですか?
この問いかけに、
それがねぇ… .
困ったことが起きてるんですよ~
どんなお困り事ですか?
いやー後継者候補の長男が、
私と全くコミニケーションが
とれなくなってしまいました。
何があったのですか?
先日社長がトップ営業で
仕事を取った、
それを長男が課長をしている
部署に下ろしたところ
事前に話をしないで、
そんな勝手なことをするなら、
もう社長にはついていけない
前にも同じことがあり
言ったじゃないか❗️
と言われたのです。
社長さんそのことだけでなく、
他に何かありましたか?
私は土日に仕事しても、
苦にならないのですが、
息子は土日は休みが当然といった
考えで、考えが合わないんです。
多額の借入がある会社を
継ぎたくないとハッキリ言うのです。
5年間は会社の利益、資金繰りに
必死で、社内の事を考える余裕が
なかった、
又社員に対してもワンマンで
一方的に命令してしまう
こんなピンチになりました。
決して、
会社の業績が悪かったことが、
本当の原因ではなくて
自分自身のやり方が悪かったと
気付いて、
何とかしなければ…と
社長さんが初めて
社内コミュニケーションの改善や
事業承継について
本気で取り組むことを
決意されました。
いよいよこれからです。
やはり
社長さんと社員さんの
立場の違いによる
ギャップを意識して、
社内コミュニケーションを
しっかり改善しておくことが
大事ですね。
再生の過程も
社内コミュニケーションが良かったら
もっと加速したと思われます。
しかし、今回はこのような状態から
スタートです。
今後の途中経過をお知らせ致しますね
同じようなご心配を
お持ちの方は
社長のパートナーとなって
社長と社員の立場の違いによる
コミュニケーションギャップを
埋める第三者に相談するのも
一つの方法ですね。
では又次回