INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/06/06
基本を徹底して世界1になりファンが増える
お金で困らない
会社を増やす
いなジィのブログNO107
マツダがエンジン制御で
カーブを滑らかに曲がる技術を開発しました
世界初の技術ですが
車づくりの基本を
磨いてきたからこそ
できたのです
基本って大事ですね
金融機関を味方つけて
事業を加速するために
金融機関が嫌う事を
知り
付き合いの基本
を確かめます
それでは
どんなことが嫌われるのか?
✅正直でない経営者
銀行員が
何とかして良い取引関係に
しようと思っても
正直に教えて貰えないと
上手くいきません
都合のいいことばかり強調する
決算書や試算表をなかなか出さない
自社の業況について
いいことばかりいって
都合の悪いことは隠そうとする
例えば
赤字となったことやその理由
大口の取引先の取引を失ったこと
簿外の借入があること
遅れている社会保険料の支払い
こんな
困っていること
苦心していることでも
相談にのって貰えるように
普段から
小さな良いことも悪いことも
正直に話しましょう
✅約束を守らない
これは銀行員にも言えます
お互いに忙しい中での面談です
訪問時間の約束をキチンと守らないと
いけないのですが
時間にルーズな銀行員もいて
「午前中に訪問します」というから
朝から待っていても
昼前に訪問し平気な
銀行員もたまにいます
来ると言うので
朝から待っていたのに
逆に約束の時間に
訪問しても
約束通り会ってくれず
ことわりもせず
待たせる経営者もいます
これでは良い関係は
つくれませんよね
✅自分勝手な事をいう
突然,急な借入申し込みをする
更に、早くしてと催促する
それでいて
資料をお願いすると
なかなか出して貰えない
又
5、10日や月末、月初の多忙日に
突然呼び出される
行けばいつも金利を
下げてくれと言う
銀行も企業もギブアンドテイク
お互いに相手の立場を
分かろうとする事が基本
ですね
普通に何でも話せることが
大切、その為にも担当者との
関係を大事にするところ
から始めましょう
小さな事から相談してみましょう
ポイント
基本のマナーを守る
小さなことから相談
お金、人、ビジョンの悩みを
2016/05/26
保証人は注意が必要ですよ
lお金で困らない
会社を増やす
いなジィのブログNO96
沖縄県での女性遺棄事件に
首相が「断固抗議」
されましたが
マスコミは再発防止策の
実効性の保証を求めて
います。
保証と言えば
銀行借入の際は
保証人を求められます。
では
保証人は?
会社の借入が払えなくなったら
会社に代わって返済する人です
この保証には
普通保証と連帯保証
2種類があります。
どう違うのか?
返済が滞った場合に
普通保証であれば
保証しなければならない金額を
保証人の数で分けることができます
これを「分別の利益」といいます
ところが
連帯保証にはそれがありません
したがって
保証人が複数いても
ある1人だけが返済を
求められても
その保証人は
「他にも保証人がいる
弁済額は均等にしてくれ」と
言うことができません
次に
銀行から「弁済してくれ」
と言われた時
普通保証では
先ず借主に返済を
督促するように
言うことができる
ところが
連帯保証では
言えません
このように言うことのできる権利を
「催告の抗弁権」と言うのですが
連帯保証では
法律上認められていないのです
返済が滞っている借主の
財産の1部に対して
担保権などが行使されて
いないのに
債権者から弁済を
求めらたときはどうでしょう
普通保証なら
「まず借主の財産に対する
法的執行が先だ」と反論
「返済はその後だ」と
主張するすることができます
ところが連帯保証の場合は
これも許されていません
このような権利は「検索の抗弁権」
と言います
このように普通保証では
認められている
「分別の利益」「催告の抗弁権」
「検索の抗弁権」が
連帯保証では認められて
いないのが
2つ保証の根本的な
違いです
このように
普通保証よりも連帯保証の方が
拘束力が強い内容になっています
次にどの借り入れを
保障するのかという
事でも違います
同じ連帯保証であっても
会社が受けた不特定多数の
借入を保証すると
ある特定の借入だけ保障する
個別債務保証が有ります。
こんな風にに複雑なので
よく説明をきいてから
自社が借入をするための保証なら
社長が保証しさらに1名
保証人を立てるのも必要でしょう。
そうでない他人の保証人に
なるのは上記の通り
かなり大変です
保証人になるのは実質
自分が借入するのと
同じ位のリスクがあると心得て
保証人にならないのが望ましいです
心配な時は
2016/05/22
諦めなければオリンピック出場❗️
お金で困らない
会社を増やす
いなジィのブログNO92
オリンピック出場が
決まりました
粘って粘って
つかみ取りましたね
最後まで諦めない
これですね❗️
事業も同じです
みなさんもご存じ
3月決算の会社が
圧倒的に多いです
したがって
税務署への申告期限は
2か月後の5月末です
なので
多くのお客様が
今月末に向けた
ご相談があります
お客様で
先日あったこと
それは仮受金の計上
会社の資金繰りが
苦しい時に
社長さんの個人のお金を
会社に入れたものを
仮受金に計上していました
いなジィのアドバイスは
長期借入金を
税理士さんに話して
振替して貰いました
は
その理由は
銀行では
中小企業の査定をする場合
社長と会社は一体で見ます。
なので
社長からの借入金や個人資産は
自己資本とみなして
くれるのです。
金融検査マニュアル
別冊(中小企業編)
に書かれています
出た~小難ジィ
次に減価償却費ですが
基本は
減価償却を実施して
自社の正しい利益を把握して
適切な経営判断をする
です
利益が出ないから
減価償却をしなかった場合は
銀行は
減価償却を実施しているか
どうかを必ずみて
償却を引いて利益が
出ているかみるのです
但し
繰越欠損金が期限切れ寸前のとき
(現在は7年で期限切れします)
今後立て直して利益がでる
見込みなら
減価償却を実施しないで
先に利益を出し
繰越欠損金を使い
期限切れを防ぎ
本業が立て直されて
利益がでるようになったら
減価償却をフルに
実施する
こちらの方が
税金が少なくて済みます
こんな具合に
申告前には
どのような決算にするか
いろいろな角度から
検討することが大事です。
特に銀行取引で
お困りの方は
銀行がどのように
みているのか
理解して
対処することが大事ですね
どこに相談して良いか
わからないときには