INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/08/19
銀行から連帯保証人を求められたらどうする?
次世代まで続く
100年健康企業作りの
チャレンジパートナー
いなジィのブログNO.182
銀メダルになりました
4連覇はなりませんでした
表彰式やインタビューを
見て、ボロボロ泣いて
しまいました
彼女ほどの選手でも
万が一は起きる
勝負の厳しさを
つくづく感じます
絶対はありません
会社経営でも同様です
従って
事業資金を銀行が融資する時は
銀行は連帯保証人を求めます
しかし、会社の場合は
経営者以外の第三者の保証人を
求めないように
もし、経営者以外の第三者保証人を
求められたら以下の事を
踏まえ、経営者のみでの
対応をお願いしましょう
金融庁が経営者保証の
ガイドラインで
指導しています
(経営者保障に関するガイドライン)
の主な内容
①法人と個人が明確に
分離されている場合は
経営者の個人保証を求めないこと。
②多額の個人保証を行っていても
早期に事業再生や廃業を決断した際に
一定の生活費などを残すこと。
自己破産や自己破産相当で100万円未満の
自由財産しか認められなかったが
生活の再建が出来るよう緩和された
③保証債務の履行時に
返済しきれない債務残額は
原則として免除すること
しかし
まだまだ金融機関が充分
対応しておらず
第三者保証が無いと
融資出来ないと
謝絶されるかも
そんな場合に備え
普段から複数の業態の異なる
金融機関と取
引をして
引をして
おきましょう
民間金融機関と日本政策金融公庫
メガバンクと地方銀行
地方銀行と信金・信組
といった感じです
業態が異なると、それぞれ
違う判断をするので
上手くいく可能性が
拡がります
新たな金融機関との
取引の仕方は又次回
お金、人、ビジョンの悩みを
社長と一緒に解決する
ココをクリックビズサポートの
いなジィこと稲葉琢也
初めての方はこちら
にお尋ね下さい
初回30分は無料です。
082-548-2862
2016/06/02
銀行取引のお悩み解消NO.2
お金で困らない
会社を増やす
いなジィのブログNO103
銀行取引よくあるご質問シリーズ
■銀行とうまく付き合うポイントは?
まずは良い担当者を見つけます
昨日のブログで
良い担当者を紹介して貰う
と書きました
訪問して貰う為には
銀行の担当者にも訪問の理由(メリット)が必要ですね
担当者の期待は?
例えば
ある程度の頻度で借入や
割引などの資金需要がある
預金の取引(積立など)
金融商品の販売(投信・保険など)
従業員の取引を含めて
獲得の見込みがある
なので
全部付き合う必要はありませんが
ある程度無理のない範囲で付き合います
知人を紹介するなどの方法で
担当者の目標達成に
協力してあげるのもOK
地域情報(不動産)などの情報を
聞くことができるのも歓迎されます。
以上のようなことを期待して
訪問してくるのですよ
少し期待に応えてあげましょう
担当者も目標を持って努力してます
懇意なお客様を作ろうとしていますし
内部では競争もあるのです
銀行担当者を味方につけるには
折角訪問してくれた担当者には
机と椅子は用意して
ゆっくり話せる雰囲気を作る
夏の暑いときなら
冷たい飲み物でも出す
話題として
金融機関のニュースなどを
新聞・TV・インターネットで
チェックしておく
自社の事業や商品サービスを
分かり易く説明したり
決算書や試算表などの資料は
積極的に開示します
いつも訪問を待つのではなく
担当者の都合を聞き
訪問するなどの方法で
面談機会を増やす
みなさんの商売でお
客様をリピーターに
するのと同じですね
■お付き合いで、不要な資金でも
借りといた方がいいとよく聞くが…?
借りておいた方が良いのです
理由は融資取引が始まると
決算書を提出し銀行が分析システムに
データを入れて分析しますが
融資が無いと忙しいので
決算は分析しないし
よく見ないのです
その結果
融資があれば
無い場合より御社のことを
よく理解してくれます
又、試算表を持参するなど
定期訪問の理由もでき
コンタクトが取り易いですね
こんな感じで取引を
上手くスタートさせましょう
気をつけるのは
銀行員に
敵対的な感情を持たないこと
条件交渉の相手だと思わないこと
金利などの条件に過度に拘らない
自分の都合で呼び出したり
急がせたりしない
以上の点にきをつければ
銀行員を味方にできます
銀行担当者が味方につくと
相談や融資の申し込みも
スムーズにいきますし
そのうち上席も紹介してもらえます
逆をやると嫌がられギクシャクします
そんな
お困りごとがおきたら
お金、人、ビジョンの悩みを
2016/04/26
自分の預金が使えない。
お金で絶対に困らない
会社を増やすお手伝い
いなジィのブログNO66
昨日の「定期預金には
しないでね」の理由
事業がうまく行かなくて
資金繰りが厳しくなると
借入がだんだんと
難しくなります。
そんな時に定期預金を
預けていると
銀行は定期預金を
見合いに融資をします。
この預金を
見合い預金といいます。
見合い預金とは
貸出に当たって
担保の手続をとらずに
銀行が預金を払い戻しせず
使えなくしている預金のこと。
銀行は貸出をその見合い預金で
返してもらうつもり
その後
事業主は更に資金が
必要なときに
その定期を解約して
使おうとすると
「解約できません」って
言われることもあります。
又
銀行には
定期預金の満期までは
払い戻しを
しなくても良い
期限の利益があります。
期限の利益ってなに?
期限が来るまでは
支払いを求められない
ことで受ける利益です。
例えば
借金があっても
支払い期限までは
繰り上げて全額
返さなくてもいい
借主にとっての
利益や
定期預金を
満期までは
払い戻さなくてよい
銀行側の利益のことです。
なので
借入している中小企業は
手許資金は定期や積立に
すると
いざお金が必要な時に
使えなくなると困るので
当座や普通預金の
いつでも払い戻しできる
預金にして
おきましょう。
借入した銀行から
依頼され断りきれない場合は
期日に解約をする約束で
付き合ってあげましょう。
こんな風に
銀行取引で悩んだら
お金、人、ビジョンの悩みを
社長の片腕となり解決する
2016/04/25
東京五輪エンブレム「組市松紋」に
お金で絶対に困らない
会社を増やすお手伝い
いなジィのブログNO65
オリンピックのエンブレムが
A案できまりました。
前回の反省を踏まえて
今回は公開で広く
意見を求めましたね。
やはり物事の選択は
充分な検討が必要ですね
取引銀行の選択や
使い分け方も
充分な検討が必要です。
なので
取引条件について
考えてみたいと思います。
皆さん借入の金利は
低いほどいいですよね。
ところで
金利について
「実質金利」ってご存知ですか?
実質金利の考え方は
実質金利 =
(支払利息-受取利息 )÷
(総借入-預金額)
となります。
預貸率(借入に対する預金の割合)が
高く、多くの現預金を
おいている企業は
実質金利が高くなります。
よくあるのは
積立や定期預金を
依頼される場合です。
表面金利は低くても
実質金利は高くなります。
なので
表面金利だけで
高い低いを比較するのは
片手落ちですよ
但しここでも
注意が必要です。
実質金利が高くなるから
預金をあまり置かないで
借入を減らした方が
経営分析の数字が良くなる
なので
「預金などしないで
借入を圧縮した方が良い」
こんなことを聞いたことが
ありませんか?
確かに必要な時に
必要な金額が自由に
借入出来る企業は
それも良いでしょう。
しかし
中小零細企業は
資金繰りは楽ではないですよね。
従っては
中小企業は借入が出来る時に
出来るだけ長期で借入して
手許資金は最低1カ月の
支払い額以上確保します。
余剰だとしても定期預金は
しないでおきましょう。
積立も満期には必ず解約を
前提で付き合いましょう。
理由は又次回で
説明します。
銀行取引で悩んだら
お金の悩みをあなたの
片腕となり解決する
パートナー型コンサルタント
2016/04/24
銀行を上手く使い分けるには❗️
お金で絶対に困らない
会社を増やすお手伝い
いなジィのブログNO64
今日は
銀行取引の
お悩み相談です。
●銀行ってどう使い
分けたらいいですか?●
創業期は
日本政策金融公庫などの
政府系や公的融資制度が
借り易いですね。
長所は
固定で低金利の
長期資金が借入できる。
預金取引も問われない。
短所は
短期間で何度も
借入と返済をするのは
難しく、柔軟性が低い
なので
事業が成長し始めたら
複数の銀行取引に
移行します。
ポイントは
メインバンクを
決めるです。
メインバンクって何?
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基本的には融資の金額が
最も大きい銀行です。
但し
残高だけでなく
頼りになる銀行ですよ
苦しい時に支えてくれる
のはメインバンクです。
メインバンクと良い
関係になるには?
事業の変化を
小まめに報告する。
銀行取引で何かを
しようとする時は
真っ先に相談を
することです。
又メインバンクも
当然
最初に話が来ると
思っています。
なので
聞いてないよ~
などと
担当者や銀行の
顔を潰さない
ようにね
銀行を増やす
タイミングは?
借入残高が1000万円を
超えたら、政府系以外で
借入出来る銀行を
作りましょう。
信用組合
信用金庫は
借入し易いです。
金利はやや高めですが
融資は柔軟です。
一方
地方銀行は
信金・信用組合に比べ
融資金額が大きい。
金利が低い。
情報も多い。
短所は
融資手続きが煩雑など
やや硬め
しかし
借入規模が
3000万円程度までは
政府系の借入を除けば
信金・信組も地銀も
信用保証協会の保証付き
融資が大半となります。
なので
このくらいの借入規模
だと担当者の本気度が
大きく影響します。
担当者次第と言っても
過言ではないのですよ
個人の能力差はかなり
有りますが…
次の点に
気をつけて
見分けましょう。
【銀行マンの見分け方】
決算書を渡したら
その場で
内容を確認して
不明な点を
質問したり
社長の話しを
メモを取る人は⭕️
更に決算書を見て
自分の考えを
言った人は◎
ろくに見ないで
カバンに入れ
メモを取らない人は✖️
知識や能力より
あなたの会社を
あなたの以上に
本気で考えてくれる
銀行マンがいいですよね。
金利については
次回に説明しますが
メインバンクの選定では
あまり金利にこだわるのは
得策ではありませんよ
銀行取引で迷ったら