INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2017/02/15
予測がつかない危機への備えは現預金です
いよいよ365日が目前の
いなジィのブログ363
北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)
朝鮮労働党委員長の異母兄にあたる
金正男(キムジョンナム)氏が
13日にマレーシアで殺害されたと
北朝鮮の工作員が関与したとの
情報もある。
マレーシアの警察当局が捜査している。
韓国政府は殺害されたのは
「金正男」と発表した。
やっぱり北朝鮮製は
恐ろしい国ですが
大切なことは、常に危機への備えが
出来ていないといけないと
改めて強く感じました
脇を固め、油断しないで
小さな変化を見逃さない
経営も同じで
危機に備えた対応が必要です
先を見通し、悪いシナリオでも
資金繰りの危機を招かないよう
先手を打って備える
その為には
どんぶり経営では危険です
キャッシュフロー経営で
ある程度の手元現金を
保つことが必要です
儲からなくて赤字だから
倒産するわけではない
お金がなくなることで
倒産するのです
みなさんの会社は
ある日突然売上げが
「0」になったときに
何ヶ月分の現預金があれば
立て直すことができますか?
一度考えてみましょう
「お金」と「ビジョン実現」の
2017/02/08
資金繰りのお悩み事例
資金不足の原因をつかむ
いなジィのブログ356
今日のご相談企業は
資金繰りのお悩みです
金融機関の返済は既に
止めて貰っていますが
収益は減価償却費を計上前で
やっと小幅な黒字です
減価償却費20百万円を計上すると
約20百万円の赤字です
しかし
それ以上の資金不足が発生し
なぜお金が無いか分からず
対策も出来ていませんでした
こんなケースが意外に多いのです
なんで?
頭???
社長さん損益計算書では
トントンでもお金が足りたり
足りなかったりします
こんな時は
前期末の貸借対照表(BS)と直近の
試算表の貸借対照表(BS)を比較して
お金がどこに消えたか
調べると良いのです
貸借対照表(BS)って何?
一定時点の会社の資産と負債と純資産
(財政状態を表したもの)
前受け金が減少したことによる
ものでした
そうなんです
キャッシュフローは
貸借対照表の左側
(資産の部)が増えると
お金は減ります
一方で貸借対照表の右側
負債が増えると
お金が増えるます
例えば
支払いを買掛金にすれば
手許のお金が増えます
更に支払いを手形にすると
お金は増えますね
今回の会社の場合の
前受け金は負債科目なので
負債の減少により
手許のお金は減少したのです
急いで短期の資金繰り対策として
前受け金の増加と
役員借入の増加を図りました
これで当面の資金繰り
は落ち着きます
次に本業の挽回を急ぎます
アクションプランの
進捗をチェックして
正確な現状把握
課題の明確化
改善策(5W2H)で
立案して実行します
やるべきことの
緊急度と重要度により
優先順位を明確化し
マンパワーの配分など
力の入れ方を見直しました
皆さんも、資金繰りの余裕が
無くなる前に早目に
手を打ちましょう
「お金」と「ビジョン実現」の
2017/01/25
帳簿を見たらお金の増減の理由が分かりますか?
社長さん、財布に穴が開いてませんか?
いなジィのブログ342
借入の返済か苦しいので
、
経営改善支援センター事業を
活用して専門家費用の2/3を
国の補助金を貰って
経営改善計画を立て
金融機関の借入返済を
長期に変えて返済の負担を
軽減しました
返済負担は大幅に
削減出来たのだけど
しかし
出てるのにお金がない
個人の借入や計画外の
支出がないか?
いろいろ詳しく聞いていると
ポロポロ怪し取引が出て来ました
そこで日繰り表
(資金の出入りを毎日記録して
差引現金預金残高を確認します)
どこから幾ら入金になり
どこに何のお金が出てるのか?
今更ながら再確認します
今まで場当たり的に支払い
足りなくなると安易にノンバンクまで
借入する習慣や
会社も個人もごちゃ混ぜで
目的のあるお金も記録しないで
流用しており
先ずは漏れの内容すべて
記録して頂きます
資金不足の原因は
ある程度あたりはつきました
次は「入り>出」
となるように対策を打ちます
効果が出るまでの資金繰りは
借入で対応します
ポイントは
なぜ資金が必要となったか
どうやって返済するか?
原因の究明としっかりした
対策と対策の効果と実現性
これらをしっかり社長が
説明できるよう
サポートします
それでやっと
社長さんも本業に
専念できます
同じようなお悩みは
有りませんか?
「お金」と「ビジョン実現」の
2017/01/20
資金繰りが苦しい時はどうすれば良いか?
金融機関の協力を得て事業継続
いなジィのブログ337
ん、バンクミーティングって何?
企業が取引金融機関を集めて
金融支援の打ち合わせをします
具体的には
今回は借入の返済が出来ないので
金融機関にお願いして
返済の猶予(待って貰う)の
延長をお願いしたのです
金融機関に現状の説明をし
不振の原因と
挽回の為の具体的な施策
を説明しました
各金融機関とも持ち帰り
内部の承認をとって頂きます
もし、あなたの会社の
資金繰りが苦しくなったら
支払いをストップしなければ
資金がショート(支払い資金が不足)
しそうな時には
支払いを止める順番があります
優先して支払う必要があるのは
税金や社会保険料です
税金や社会保険料は
遅らせていると差押えなどの
法的な手段をうたれ
行き詰まる危険があります
又社員の給料支払いも
優先すべきです
社員のモチベーションが
下がると事業を立て直すことは
不可能となります
つぎに取引先の支払いを
優先します
取引先へ安易に支払いを
待って貰うお願いをすると
信用不安を起こす危険があります
更に
取引条件が不利になる
危険もあります
せめて可能なのは
新たな取引先からの仕入は
支払い条件を現状より
緩やかなにするようにします
従って
支払いのストップは金融機関の
返済を先にします
特に注意がいるのは
言いにくいから
ギリギリまで
無理をして返済し
手許のお金が無くなって
ストップでは遅過ぎます
ある程度の手許資金
(せめて1月分の支払い資金)が
有る間に
2、3か月の先の資金繰りを
見通して早目に
金融機関の返済を
ストップするように
要請するのです
今回のバンクミーティングの
ように金融機関の支援を得るには
企業が適切に経営努力をしている
ことが必要ですが
金融機関も貸出した以上
本当にお金の無い企業から
返して貰う方法はないのです
従って企業と金融機関にとって
再建出来ることが共通の利益
なのです
企業が倒産するのは
利益が出ないことではなく
支払いのお金が
無くなった時です
先行きが不安な方は
早目にメインバンクに
相談しましょう
「お金」と「ビジョン実現」の
戦略ブレイン
2016/12/03
資金繰りを銀行借入で賄う事例
銀行借入の申し込みは
いなジィのブログ288
今日は土曜日で
外はもったいない程の
良い天気でしたが
事務所の中でデスクワークを
していました
クライアントから
お困り事の電話がありました
内容は資金繰り装弾
既存の主要取引先の売上が
最近2か月減少し
連続で赤字となり
資金繰りも1月には
資金不足の見通し
その主要取引先は
値引きが大きく、儲からないが
資金繰りを考えると
取引を継続するしかない先
今後も大幅な改善は
期待できず厳しい
そこで
新たな優良企業に粗利高い
新製品を提案しており
試作品を検討して貰い
概ね合格し1〜2月には
正式な発注が見込めます
そこで
その新規受注を引き当てに
メインバンクで借入する
ことにしました
銀行で借入する為に
新製品の売価✖︎個数で
売上の見込=①
材料単価✖︎個数=②
一個あたりの製造コスト✖︎個数=③
これで既存事業の月次の損益見込みに
(①−②−③)を加え
必要資金を短期借入し
売上月の3か月後の月末に
返済する計画で申し込み
することにしました
なので
受注までの先方の担当者との
交渉状況のわかる
faxやメールの写しなどの
証拠資料と見積書を含めた
具体的な計数を明確にします
借入する
ポイントを明らかに
資金使途(使い道)
裏付けの資料を揃える
必要な金額を確定
計算根拠が確認できる資料
借入希望日(必要な時期)
借入期間(返済期日)
返済方法→売掛金の回収等
資金繰り表などの資金回収の
時期の予定を示す資料
お金を増やしビジョン実現を
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