INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/03/04
漂流するのか?夢の器
昨日のサプライズニュースは、
広島のサッカースタジアムの建設
候補地は宇品、みなと公園、
の2つに
いつの間にか絞り込まれ
旧広島市民球場跡地は
候補地から外れていました。
県や市が主導して、迷走して
ファンは、あきらめにも似た
気持ちでいましたが、
昨日サンフレッチェ広島の
久保会長が、
記者会見をし、
サッカー専用スタジアムの
収容人員を減少させ、
地面を堀らない工法で
建築費140億円に縮減、
大まかな資金計画と
30億円の寄付を表明されました。
更に、
サンフレッチェの収益を説明して、
毎年4億数千万円の赤字が出て
債務超過に陥る怖れのある、
みなと公園は、
フランチャイズとしないと
表明されました。
皆さん、どうお感じでしょうか?
利用する企業にとっては
大幅な赤字が続き、
債務超過に陥るリスクを
排除するのは、
当然ですね。
このように
設備投資をする際には、
ユーザーの利用を調査して
自社の収益シミュレーションする
今回であれば、最大のユーザーである
サンフレッチェの採算も
考慮することが、
大事なポイントですね。
賃貸用不動産の取得する場合は、
借手の採算を考慮した
賃料設定をして、稼働率の
上がる工夫をすることが
賃貸事業の永続には
絶対に必要ですね。
設備投資や大口の借入を
する際には、
しっかりした
マーケットリサーチに
基づいた計画を作りましょう。
自社では難しいかたは
お金や人や将来ビジョンの
お悩みを、社長さんと一緒に
解決する経営パートナー
ビズサポートの稲葉琢也
の無料相談へ
お気軽にお問い合わせ
下さい
採算の取れていない事業は
永く存続することは
できません
2016/03/03
売上か利益か?
皆さん、こんばんは
今日は遅くなりました。
今日のご相談
相談企業の1つの事業部門が
赤字つづきです。
事業部門の長が
どうすれば良いか?
利益率を上げろと
言われている
どうしたら良いでしょうか?
私が、理想の状態と現状のギャップを
埋める為の条件を
洗い出してみましょうと
話したところ、
生産のロスの削減
コスト削減
がでてきました。
売上について質問したら
利益率の低い売上を
取りにいって良いのか?
本社からは
粗利益率を上げろ
と言われ売上を
上げることが良いことか否か
迷い、営業のアクセルを
踏み切れず、
どこかでサイドブレーキを
ひいていました。
事業部門の収益構造を
損益分岐点分析の手法を使い
分かりやすく
分析し、売上を伸ばす
必要を理解して頂きました。
感想を聞いてみると、
初めて収益構造が
理解できて、
心のブレーキが
解除され
スッキリしたそうです。
皆さんの会社でも
こんな状況が起きていませんか?
社員の心のブレーキを
解除してあげると
皆、もっともっと
成果がでますよ。
過去に心のブレーキのブログは
気になる方は
お金と人のお悩み解決する
経営パートナー
稲葉琢也に
お気軽に
2016/02/26
小規模事業者持続化補助金
皆さんこんにちは
稲葉琢也です。
今日は、
小規模事業者持続化補助金の
公募開始のお知らせです。
平成27年度補正予算
小規模事業者支援パッケージ事業
「小規模事業者持続か補助金」の
公募が開始されました。
対象となる企業は
従業員が20名以下
(小売・サービス業は5名以下)の
小規模事業者となります。
締め切りは5月13日となります。
詳細はこちらをご覧下さい。
私も昨年は、
この補助金を活用して、
パンフレット、チラシ、
広告、HPを整備いたしました。
皆さん、
所属の商工会や商工会議所に
相談してみると良いですよ。
私は五日市商工会様が
親切に教えて下さいました。
感謝です。
皆さんも相談して見られると
良いですよ
では又次回
2016/02/25
資金繰りピンチから脱出❗️
皆さんこんばんは
空よく晴れて、
月と星が見えています。
懐中電灯持って、
柴犬の蘭と散歩をしています。
お金、人、将来のビジョンの課題を
社長様と一緒になって解決する
経営パートナー
ビズサポートの稲葉琢也です。
今日は、
資金繰りが、
危機的状態になっていた
企業のお話です。
昨年の秋のことです。
複数に金融機関から、
順繰りに借入をして、
返済をした金額を再借入することで、
資金を調達していました。
10月に、
次の借入予定の金融機関に、
借入を断られて、
借入の目処がつかなくなり、
止む無く、借入返済猶予の要請文を
作成し、金融機関にお願いに行き、
借入返済をストップしてもらいました。
しかし、
年商を超える過大な
借入残高で、金利も高い為、
支払い利息負担で資金繰りは逼迫し、
12月には、再度金融機関を訪問して、
金利の引き下げの
お願いをしました。
1月末をもって、
全ての金融機関に
引き下げに同意して頂きました。
更に積み立て預金の開放と
保険金の解約により、
資金繰りは落ち着きました。
その間に3年間の
暫定リスケジュールの
経営改善計画を策定して、
金融機関に、
3年間の残高維持を
お願いしました。
これで、
金融機関の協力を得ることが
出来れば、
3年かけて本業を
立て直すことができます。
皆さん、昨年10月のブログ
借入返済に困ったら
これを参考に専門家に相談しましょう
では又次回
2016/02/23
決算までにやっておくこと
おはようございます。
曇って、
小雨がぱらついている広島です。
2月は逃げると言いますが、
今月も残り少なくなって
まいりました。
多くの企業の決算が集中する
3月がいよいよ目前となって
まいりました。
社長さんと一緒に
お金の悩みを解決する
経営パートナービズサポートの
稲葉琢也です。
先日来、説明しております
決算に向けて注意していただく
ポイントの説明です。
本日は貸借対照表(BS)の右側半分、
負債勘定の説明です。
社長さんに関係の深い
役員借入について、
大半の中小企業では、
会社の資金繰りが苦しいときに、
社長さんが自分のお金を
会社に貸しております。
その場合に、稀に、借入金ではなく、
仮受金や預かり金、未払い金等に
計上されている場合があります。
決算時には役員借入として
計上した方が良いのです。
経営者からの借入金は、
銀行の自己査定では
自己資本と見做すことが出来るのです。
自己査定?って何?
自己査定とは
銀行が自らの資産の健全性を
査定するものです。
詳しいことは
あらためて説明しますが、
簡単には
貸し出している対象企業を
貸し出している対象企業を
正常先、要注意先、破綻懸念先、
実質破綻先、破綻先に区分して、
貸出の分類を行います。
この自己査定の際に
経営者からの借入金は
中小企業特性として
自己資本として見做すこと
が許されています。
従って、社長さんが自社に
お金を貸している場合には
その他負債ではなく、
長期借入金に計上しておけば
自己資本として資本と見做して
くれるので、安全性の判定では
プラスの効果がありますよ。
資本金が1000万円
繰越欠損が-1500万円
純資産が-500万円の場合には
そのままなら、
500万円の債務超過ですが、
先ほどの社長さんからの借入が
1000万円あるとすると
中小企業特性考慮後の
実質純資産は➕500万円となります。
専門家のアドバイスを受けて
決算前にしっかりと準備しましょう。
ご不明な点はビズサポートの
無料相談にどうぞご相談下さい。
その他のポイントは又次回です。