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  • 経営改善支援センター事業を活用して経営改善 – ビズサポート

    INABA TAKUYA BLOG
    稲葉琢也ブログ

    赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也

    2019/06/23
    経営改善支援センター事業を活用して経営改善

    資金繰りや銀行取引が
    不安な方の味方
    ビズサポート稲葉のブログ1041
     
     
    キャッシュフローコーチ養成塾
    広島ファシリテーター講座の
    ファシリテーターをしています
    ビズサポートの稲葉琢也です

     
    最も小さなコンサル事例を
    発表したいと思います
     
    事例の会社は広島の名物
    お好み焼きの老舗です
     
    先代が創業され、長男が社長を
    引き継がれました
     
    お店は土曜日曜日には
    行列で大繁盛のお店ですが
    社長には悩みがありました
     
     
    その悩みは
     
     
    「忙しくてアルバイトも増員して
    お好み焼きを焼いているのに
    ちっともお金が残らない」
    私が関わるきっかけとなったのは
    商工会議所でお金のブロックパズルを
    使った「脱どんぶり経営セミナー」を
    行った際に受講されたこと
     
     
    そのセミナーの後で
    社長さんから電話がかかり
     
     
    「自分のお店の
    ブロックパズル作ってみたい」
    と依頼がありました
     
    繁盛しているのですが
    資金繰りが厳しく
    あまり多くの報酬は
    支払いができないということでした
     
     
    そこでまずはセミナー特典の
    1時間の無料相談で現状分析を
    することとしました
     
     
     
    お店は繁華街の好立地ですが
    賃料も高いのです
     
     
     
    客席はカウンター10席
    テーブル席12席と手狭で
    土日は店舗の外に
    行列ができます
     
     
     
    財務諸表をもって来社いただき
    ブロックパズルを
    3期分作りました
     
     
    そして一緒になって検討すると
     
     
    売り上げは毎期伸びていますが
    粗利率は低下傾向であることが判明
     
     
    更に、ヒアリングすると
    生イカやキャベツなど
    材料費が上昇していました
     
     
    さらに販管費も毎期増加し
    なかでも人件費は膨らんで
    おりました。
     
     
    そして本業のキャッシュフローと
    借入の返済額を比較すると
    キャッシュフローが足りていません
     
     
    総借入を返済額合計で割ってみると
    4.7年と短く、返済期間を延長して
    返済額を半分程度に減少させる
    余地がありました
     
     
     
    そこで財務的には借入を
    10年に借り換えすることで
     
     
     
    返済額を半減させるとともに
    当面の必要資金を借入する
    方針を立てました
     
     
    一方で事業面の改善については
    粗利を増やす方法を
    利益倍増着眼点モデルを使い
    検討しました
     
     
     
     
    現在は、店舗の土日の
    稼働率は限界に近づいています
     
     
    お好み焼きは
    注文を受けて焼きあがるのに約15分
    食べるのに早くて15分で
     
     
    焼き方を工夫して10分程度に
    短縮しない限り、これ以上
    お客様のを受け入れるのは難しい
     
     
    したがって数量を増やし
    売り上げを伸ばすのは
    困難なので
     
     
    客単価を上げるには
    値上げをせざるを得ないが
     
     
    社長さんは、
     
    「安くて美味しい
    お好み焼きを食べて欲しい」
     
     
    「値上げしてお客様が
    減るのが怖い」
     
     
    この気持ちが強くて
    どうすれば良いのか
    困ってしまってました
     
     
     
     
    そこでブロックパズルを活用し
    1番の売れ筋のA商品を
    1,000円から1,200円に
    値上げした場合の粗利を
     
     
    何通りかシミュレーションし
    ながら話し合いました
     
     
    お好み焼きの直接原価
    約50%です
     
     
    1割売上数量が減少した場合
    売価1000円原価500円 
    月間販売数1,000個
    粗利500,000円/月
     
     
    売価1200円原価500円 
    月間販売数量900個 
    粗利630,000円/月
     
    差引130,000円の増益
     
     
     
    2割売上が減少した場合
     
     
    売価1,200円原価500円 
    月間販売数量800個 
    粗利560,000円/月
     
     
    差引60,000円の増益
     
     
     
    又いずれのケースでも
    1,200円のAを買わない顧客は
    他の950円の商品Bを
    注文すると想定され利益は
    更に増える
     
    1割がシフト475×100=4750
     
     
    2割がシフト475×200=9000
     
     
     この計算を丁寧に説明して
    社長も納得されました
     
     
    更に、競合店のメニュー表を
    調べて自社の方が安いことを
    確認して値上げを決心されました。
     
     
    利益の少ないこのお店で
     この経営改善計画を立てるのは
     
     
    国の経営改善支援センター事業を
    活用しておこないました
     
     
    専門家費用の1/3をご負担いただき
    2/3は補助金で対応できました
     
    財務は3つの金融機関(銀行、信金、公庫)に
    借入を10年に借り換えすることと
     
     
     
    メインバンクと公庫に
    長期運転資金として5百万円
    増額して借り換えできました
     
     
    金融機関の同意を取り付け
    資金繰りも確保して
     
     
    値上げにより増収・増益となり
    安定した経営となり
     
     
    現在は毎月1回1時間で
    月5万円の顧問契約を継続し
    お金の流れを確認し合って
    安心して本業に専念して頂いてます
     
     
    今日は以上です。
     
     
    こんなコンサルタントになりたい方は
     
     
     
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    キャッシュフローコーチ
    稲葉琢也

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    銀行取引の5つのコツ

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