INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2018/09/11
メインバンクからの要求にはどう対応するか
資金繰りや銀行取引が
不安な方の味方
稲葉のブログ938
改善計画を作り金融支援の
同意を求めていた
メインバンク支店長から
電話がかかりました
かなり日数も経過しているので
同意の連絡かと期待しましたが
むしろ逆でした
リスケ案件で
信用保証協会付きは期間15年
メインバンク以外の金融機関の
プロパー融資は期間10年として
圧倒的なシェアの
メインバンクには
プロパー15年超はそのまま
それ以外の長期借入を
正常運転資金見合いの
短コロ（短期継続融資）
とすることで
やや少なくない
計画キャッシュフローで
返済可能な返済額に
なるように計画していましたが
メインの支店長からは
短コロをせめて20年返済に
しないと承認にならないと
連絡があり
急遽、車をとばして１時間
メインバンクの支店に
修正計画の打ち合わせに
いきました
支店長の要求する
短期コロにかえて長期
20年返済とすることで
キャッシュフローが
240万円不足します
メインバンクが同意しない
支援計画では
到底成立しないので
支店長の要請を受けて
再度社長と打ち合わせして
役員報酬の削減や
支払い手数料の削減
保険料の削減を追加
年間約300万円の
キャッシュフローの捻出を
決めて、計画を
修正することにしました、
既に同意をしてくれた
金融機関や現在稟議を
書いている他の金融機関に
事情を話し修正計画を
提出するまで待って
いただく連絡をしました
急いで修正計画を作成して
全ての金融機関に送る
必要があります
しかし、メインバンクの意向を
入れて計画修正することで
全金融機関の同意の見込みが
見えてきました
金融機関調整は粘り強く
要望に応えていくことが
重要です
今日は改善計画の
銀行対策でした
ご参考になれば幸いです
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