INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2018/04/30
回転と幅をかけると物差しになる
キャッシュフローコーチ
ビズサポートの稲葉琢也のブログ805
最終日は29日、東京体育館で
男女の決勝がありました
内村航平選手は予選の
5位が響きは3位となり
連覇が10で途切れました
順大2年で19歳の谷川翔が
初優勝したのです
体操のひねり王子こと
白井健三(日体大)は2位だった。
私は白井選手が好きなのです
体操はひねりや回転が大切で
白井選手はズバ抜けています
経営も回転が大事と
今まで書きました
先日イオンとイズミの
固定資産回転率の推移を
比較して説明しました
更に昨日の経営の物差しで
ROA について少し紹介しました
下の算式の右がわ
売上高を総資産で割ると
全ての資産を効率良く
使っているかどうか
分かります
一方で以前ブログで紹介した
利益の幅⇨利幅が大切な
事例として
ヤマトホールディングスが
アマゾンの仕事を一部
断った例を紹介しました
それが今回のROA の
算式の左側の事例です
売上に対してどの程度の
利幅を持っているか?
そして利幅と回転率を
かけ合わせた指標が
上のROA です
総資産(自己資本+負債)を
使ってどれだけ利益を
生み出したかを示す指標です
一般的には5%以上なら
良好だと言われます
あくまで収益性や効率性を
みる指標ですので
安全性は分かりません
自己資本がひんじゃくで
多額の借入をしていても
利益が大きいと
ROAは高い場合もあります
物差しの使い方には
気をつけましょう
もっとも、物差しを持たない
よりは自社なりの基準を
持って振り返りが
出来たら良いですね
今日は以上です
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