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  • 金融庁の変化をうけた銀行対策 – ビズサポート

    INABA TAKUYA BLOG
    稲葉琢也ブログ

    赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也

    2018/03/21
    金融庁の変化をうけた銀行対策

     
     
    キャッシュフローコーチ
    ビズサポートの稲葉琢也のブログ

    昨日は中国財務局のシンポジウムに
    金融行政アドバイザーリーなので
    ご案内頂き、参加してきました
     
     
    「地域企業の価値向上・
    地域活性化のための
       アドバイスとファイナンス」
     
     
     
    基調講演は
    日本動産鑑定 会長森俊彦
     
    {C450648C-1907-41C3-B92E-360DCFEB86BD}
    中小企業の経営者は、
    金融機関の付き合い方を考え
    眼力強化をする必要があります
     
     
    付き合う金融機関は
    しっかり企業が選ぶ時代です
     
    そのチェックポイントは、
     
    1.事業性評価に基づく
    融資や本業支援をしているか?
     
    2.専用当座貸越をすすめるか?
     
    3.経営者保証ガイドラインを
    活用しているか?
     
    4.やたらと信用保証制度を
    利用させていないか?
     
    5.金融機関としてあるまじき
    影響力行使を行っていないか?
     
    特定非営利活動法人 
    日本動産鑑定会長 森俊彦氏の動画↓
     
    https://youtu.be/5q01NcBBc8U
     
     
     
    そもそも、銀行などの金融機関は
    金融庁の監督の下にあります
     
     
    そして金融庁の
    金融検査を受けるため
     
     
     
     
    バブル崩壊以後は
    金融庁の金融検査マニュアルに
    基づいて資産査定をしています
     
     
     
     
    要は金融庁が銀行の経営が
    健全かどうか検査します
     
     
     
     
    中でも貸出が回収出来るか
    どうかみるのが、貸出資産の査定です
     
     
     
     
    そしてその貸出資産を区別したのが
    「債務者区分」といいます
     
     
     
    債務者区分は
     
    正常先
     
    要注意先
      要注意先の中が
      その他要注意先と
      要管理先の
     2つに分かれます
    そして
     
    破綻懸念先
     
    実質破たん先
     
    破綻先
     
    に区分します
     
    要管理先以下は不良債権として
    開示しなければいけません
     
    又引当金は要管理先以下は
    下にいくほど
    引当率が高くなります
     
     
    更にその債務者に対する貸出が 
    担保や優良保証でカバー
    されているかどうかで
    引当金を積みます
     
     
    こうしたルールは
    金融検査マニュアルに基づいて
    運用されてきました
     
     
    結果として銀行は要注意先以下の
    貸出先には、融資姿勢が後ろ向きで
    貸出できないから、訪問しない
     
     
    また回収を重視し
    担保や保証を重視するようになりました
     
     
    そうした金融行政を大きく変化
    させたのが現在3期目となった
    森金融庁長官です
     
     
    大きく変化したのが
    担保や保証に過度に依存した貸出から
    事業性評価に基づいた融資を銀行に
    求めるようになりました
     
     
    さらに十分な担保・保証のある先や
    高い信用力のある先以外に対する
    金融機関の取り組みが十分でないため
     
     
     
    企業価値の向上等が実現できていない状況
    (日本型金融排除)が生じていないか
    実態把握をしました
     
     
     事業性評価に基づく融資を
    指導しています
     
     
    そして遂に金融検査マニュアルを廃止し
    顧客が金融機関を主体的に
    選択できるよう金融機関の取り組みの
    「見える化」を進める
     
     
     
    具体的には55のベンチマークを
    銀行が策定し開示しています
     
    中小企業経営者が自らのニーズや
    課題解決に理解・協力してくれる
    金融機関を選択できるようにします
     
     
     
    しかし
     
     
    中小企業経営者は自社の商品サービスの価値を
    正しく理解できていない場合もあり
    金融機関に対して十分表現できていない
     
     
    こうした状況で私達中小企業は
    こうした変化にどうしたら良いか
     
     
     さきにのべた森さんの提言もありますが
     
     
     大事なことは
    財務諸表(決算書や試算表)に表されない
    ことを伝える
     
     
    ○自社の事業の意義・目的や熱意を伝える
     
     
     
    ○どのようなお客様にお役立ちしているか?
     
     
     
    ○選ばれる理由はなにか?
     
     
     
    ○自社の商品・サービスの強みは?
     
     
     
    ○他社との違いは?
     
     
     
    ○今後の成長性や将来性はどうか?
     
     
     
    このような自社の情報を伝えて
    理解し支援してくれる
    金融機関を選ぶことなのです
     
     
     
    金融機関は重要な自社の
    ビジネスパートナーになりますから
     
     「お金を借りるだけ」
     「金利が安いところ」
     
    こうした基準では選ばない事です
     
     
     今日は以上です
     
     
     
     
     

    共感してくださる仲間を探しています

     

     
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    「お金で不幸になる人を無くす」
     
     
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