INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2018/02/04
会社を倒産させない方法
黒字でも倒産します
キャッシュフローコーチ
ビズサポート稲葉のブログ717
事業で失敗して破綻するのは,
お金が無くなるからです
お金があれば、赤字でも
潰れません
???
赤字じゃなくて
黒字なのにお金が
ないのはどうして?
例えば
50万円の商品を仕入れて
100万円の売上を上げた
人件費を含めた経費を
30万円払って
差引20万円の利益
この場合に売上が「掛け」
で売掛金となり、入金は
翌月末ということもあります
そんな場合には仕入れも
信用が出来ていれば
「掛け」で買います
そして買掛金として
仕入れた月の翌月末に
支払いとするようにします
こうして入りと出の条件を
上手くバランスさせる
交渉をします
しかしこういう対策しても
経費の支払いが先行します
そうすると損益計算書では
利益20万円が出ていても
お金は30万円が先に出ていき
手持ちのお金が無いと
お金はすぐ無くなります
従って
先のお金の見通しを立てて
お金が無くなり、倒産しないように
することが資金繰りの目的です
見通したい期間によって
方法が違います
最も短い期間の見通しが
1か月の中でのお金の出入
それを分かるようにするには
月の1日から月末まで日々の
お金の出入と差引の現預金残高
を毎日記録して集計します
これを日繰り表といいます
銀行の通帳とよく似たイメージ
この日繰り表を3か月分を
作ってみると
大体毎月「何日に」「いくら」
「何の」お金が出入しているか
分かるようになります
すると月末にはいくらお金が
あれば1か月の支払いができ
翌月へいくら繰越すことが
出来るか分かります
もちろん月中で1番お金が
少なくなる時期も分かります
こうして日繰り表を作れば
支払い日の直前になって
お金がないといった
事態は避けることが出来ます
又、「手持ちの現預金は
1か月分の支払い金額を
持つと良い」というのは
万が1か月は売上が入らなくても
支払いができるという意味です
もちろん、
手持ち資金の余裕が多い程
より先の資金繰りが分かれば
良いということです
逆に手持ちのお金が
乏しい方は日々の
お金の過不足を
いち早く把握するために
日繰り表を作ってみることを
おススメします
もう少し先まで見通す
方法はまた次の機会に
お知らせします
今日は以上です
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