INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/02/20
決算対策
おはようございます。
広島は雨の朝です。
昨夜は広島松翁会に体験で
参加させていただきました。
沢山の気づきを頂き、
スマホにメモしました。
スキマ時間で繰り返し読みます。
お金のお悩み事を社長さんと
一緒に解決する
経営パートナー
ビズサポートの稲葉琢也です。
決算の集中する3月に向けて
決算対策として注意するポイントを
説明致します。
今日は
貸借対照表(バランスシート=BS)
の仮払金、未収入金、立替金などです。
社長さん、御社の前期の決算書を
よく見ましょう。
試算表も確認します。
誰に対する支出であったのか?
発生した理由は把握出来ているか?
いつ発生したのか?
お金はいつ入ってくるのか?
実はこうした勘定科目に
様々な不都合な事実が
紛れ込んでいる
場合があります。
会社の事業と直接関係ない
社長や知人等、他企業への実質的な
貸付で、資金回収が困難であったりする
ケースがあります。
実態を把握して手を打つと共に
正しい勘定科目へ振替など
対策を講じましょう。
金融機関の財務分析でも
悪い影響がでます。
又、中には従業員の使い込みが
隠れていたケースもあります。
資金回収がすすまない場合は
抜本策を練る必要があります。
やり方が分からない場合は
早目に専門家に相談しましょう。
どこに相談して良いか
分からない場合は
ビズサポートの無料相談へ
どうぞ
では又次回
2016/02/19
3月決算NO2
おはようございます。
お金のお悩み事を社長さんと
一緒に解決する経営パートナー
ビズサポートの稲葉琢也です。
前回に続き、3月決算に向けて
気をつけるポイントをお知らせします。
今日は売掛け金と在庫です。
社長さんに見て頂きたいのは
滞留売掛け金や滞留在庫です。
先ず、
売掛け金が期日にキチンと
入金になっているか?
遅れて入る先には、
期日の前に電話を入れて
入金の約束をし、
当日確認を担当者にさせて下さい。
又、長いあいだ入っていなくて、
今後も回収の見込みがない場合で、
相手が事業を細々と
続けているような場合、
税理士さんと相談して、
通知を出して回収不能の
処理をしましょう。
回収出来ない売掛け金を
放置すると
実態を反映しない
決算書になります。
又、在庫についても、
長いあいだ売れていない滞留在庫
については見切り処分をしましょう。
実態より過大な在庫を
放置すると、金融機関は
売掛け金も在庫も、
売上(月商、年商)で割り算して
回転期間、
回転率を
業種平均と比較して
みていますので、
おかしいと判断します。
結局決算書の信頼を損なう、
ひいては御社の信頼を
損ないかねませんなよ
又、資金繰り上も売掛け金や在庫に
資金を寝かすのは
好ましくありませんね、
それぞれの元帳で滞留が無いか
チェックしましょう。
では又次回
2016/02/18
3月決算
こんばんは、今日も
バタバタでした。
今朝の広島は空に雲が
ほとんどなく、放射冷却で
強烈に冷え込んでいましたが、
昼間は暖かくなりましたね。
社長さんもお金も解決する、
経営パートナーの
ビズサポートの稲葉琢也です。
今日は前回の続き
3月の決算に向けて
考えて欲しい、お知らせします。
まずは、減価償却費です。
減価償却費とは何?
例えば100万円の
車を購入した場合は
100万円の車は
減価償却資産ですので
1度に全額費用計上することが
できません。
しかし、
車は年々古くなりますので、
法定耐用年数の4年で
毎年費用計上する事が
認められています。
従って
定額法の減価償却をすると
毎年100万円÷4年=25万円を
費用計上します。
お金は動かないので
実際には減価償却費相当は
課税されないで会社にのこります。
従って決算では費用計上出来、
更には、お金は残りる減価償却は
必ず実施した方が良いです。
又減価償却を実施しないで
黒字決算と言っても
金融機関は普通償却範囲額を
引き算して決算を見ております。
キャッシュフローは
償却を実施してもしなくても
同じですが、
金融機関の見方は、
未償却は適切でないと
判断しておりますので、
注意しましょう。
その他にも決算までに
注意すべき点が沢山あります。
心配な方は専門家に
ご相談ください
相当相手がない場合は
弊社にご相談ください
では又次回
、
2016/02/16
遠慮と思い込み
皆さんこんばんは
今日も朝から来客続きで
バタバタの1日でした。
夕刻から
あるクライアント企業の
若い取締役と
食事しながら、
相談にのっていました。
大学卒業した後に
他社に数年勤務し、
その後、父親の経営する会社に
後継者候補として入社しましたが、
社長との間にギャップを感じて、
どうしたら良いか
悩んでいらっしゃいました。
一般的には、
社長と幹部社員の間のギャップは、
「遠慮と思い込み」だと
言われていますが、
当社も同じ状況である事が
わかりました。
先日社長と話した際に
取締役である長男は
「社長が自分のことを
まだまだ認めてくれていない
と思っているのです。」
といわれました。
それはどの様な場面で
感じましたか?
なぜそう考えたのですか?
いろいろ話していると、
「自分の思い込みではないか」と
気付かれました。
又、社長に、自分の役割について
考えを聞くことにしました。
ギャップを埋める為に。対話を
ふやします。
又同じく昨日、別の社長が
親子にもかかわらず、
全く会話が出来なくなって
お困りでしたが、子供の
インフルエンザの話題で
会話復活の報告がありました。
思い込みと遠慮の解決策は
やはり対話の頻度を増やす他
ありませんね。
皆さんも、
コミュニケーションギャップ
を感じたらまず対話を
ビズサポートからの
お知らせでした。
では又次回
2016/02/15
3月決算の方へ
お金と人の悩みを解決し、
社長さんのビジョンに
基づいた経営をサポートする
ビズサポートの稲葉琢也です。
これから迎える3月決算の企業の方に
前もって知っておいて頂きたいこと
せめて決算日の1ヶ月前には
試算表でどんな決算の着地なのか
しっかり考えておくことが必要です。
また税金を払いたく無い一心で
合理的でない経費支出するのも
散見されます。
気をつけましょう。
見込まれる利益と
税率を考えてお金を
使うことが大事です。
不要なものを
「費用計上できる」という理由だけで
購入するのは、後で冷静に計算をすると
損している場合が多々あります。
自社にとって本当に必要なものを
優先順位をつけて購入する
ことが1番効果的な
良い方法なのです。
会社の決算時期には
いろいろな方が
ビジネスチャンスと考えて、
耳当たりの良い話を
持ちかけます。
注意しましょうね
その他は又次回