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  • 稲葉琢也ブログ – ページ 6 – ビズサポート

    INABA TAKUYA BLOG
    稲葉琢也ブログ

    赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也

    2015/11/02
    改善に向けて第2回

    おはようございます。

    今までの、資金繰りの危機⇨返済猶予の要請⇨改善計画をつくる
    この一連の生々しい活動のなかでは、
    昨日の池井戸潤さん原作のTV作品
    下町ロケットのような現場が思い浮かび、
    分析などといいますと…
    SWOTで説明したあたりから
    チョット異質な、勉強臭い、
    理屈っぽい話が続きますが、
    今しばらく辛抱してお付き合い下さい。
    自社を取り巻く外部環境の分析の続きです。
    ポーターの5つの競争要因です。
    新規参入の脅威(新しい競争相手)
    売り手(サプライヤー)の価格等の交渉力
    同じ業界の中での既存企業との競合関係
    買い手(顧客)の価格等の交渉力
    自社の製品に取って代わる代替品の圧力
    この5つの力(5Forces)の分析は、
    前回まで説明したSWOTの中で
    自社を取り巻く外部の環境(機会・脅威)の更なる分析フレームワーク(枠組み)です。
    前回もお話ししましたが、フレームワークは使い方次第です。
    フレームワークにとらわれ過ぎると、
    枠を埋めることが目的化します。
    こうならないように気を付けて、
    外部環境を見直す場合に、5つの力を
    思い起こして、モレやダブりが無いか?
    何か見落としていないか?
    どこかにチャンスが埋もれていないか?
    5つの要因で考え直す。
    こんな感じで使うのが良いですヨウインク
    カタカナ言葉や難しいコトバを
    振り回さない音譜
    こうして、自社を取り巻く環境を、今一度見直しますが…
    目的はあくまで、自社が生き残る為に
    環境変化に敏感に、自社が生きていく道を探ることです。
    必ず道は開けると信じ、諦めない事ですよ
    又一方で、こうしたフレームワークを使う
    もう1つの意義は、改善計画を立てて、
    その計画に基づいて、金融機関の支援を
    得ることが目的の場合です。
    金融機関の方に理解を得る為に、
    周知の分析のフレームワークで説明し、
    納得性を高めます。
    やはり金融機関は数字や理屈がシッカリ
    しているのか?
    こんな目線を持っています。
    自力で改善が出来ればベストですが、
    支援機関や専門家の力を借りるのもアリ
    そんな時どうすれば良いか?
    お悩みの際にはビズサポートにお気軽にご相談ください。
    無料相談のみのご利用もOKです。

    では次回は借入にまつわる、誤解やナマの事例を説明します。
    それでは皆さん今週も頑張りましょうビックリマーク

    2015/11/01
    改善にむけて

    {A23CDCC9-4BC1-46D7-8710-C33268290ABA:01}

    おはようございます。

    昨日はハロウィンで、あちらこちらで、
    ハロウィンネタが…
    いつからハロウィンを祝うようになったのかよく分かりませんが、
    我が家の蘭ちゃんも仮装してみました。
    余談はさておき、改善の為に、SWOT

    分析で、自社の強み、弱み、
    外部環境の機会、脅威をよく見ると言いました。
    そこで外部環境を大きくとらえる(マクロ環境)分析の手法としてPEST分析を説明します。
    Pはポリティカル、政治的要因です。
    例えば、自動車産業への排ガス規制による需要の変化。
    エコポイントによる住宅、家電の需要変化など、
    政策、規制、許認可、法規制の影響を検討します。
    Eはエコノミック、経済的要因です。
    例えば、燃料価格の変動や為替変動
    景気動向による個人消費の変化など。
    Sはソーシャル、社会的要因です。
    流行、人口動態、世論などの変化による影響です。
    例えば、少子高齢化、環境意識の高まり、
    健康志向など。
    Tはテクノロジカル、技術的要因です。
    技術革新、知財、特許による影響を検討します。
    IT技術の発展などの技術革新
    スマホ、インターネットの普及など
    以上の4つの切り口で、検討します。
    注意すべき点は、ネクラにならないことです。
    いろいろな分析手法、フレームワークは
    使い方が大事です。
    自社の強みをシッカリ見つけ出しましょうビックリマーク
    現在事業を続けている会社には、必ず何かしらの強みがあります。
    やはり強みを磨いて、勝負するのが近道です。
    私の学校の成績に似ているかな?
    「褒めて伸ばして欲しい」と思っていましたよ(苦笑)
    しかし、外部環境分析では、自社に致命的な危機は回避することも大切です。
    以上、今日はPEST分析の話でした。
    資金繰りが落ち着いた今こそ、今までお金に追われて、出来なかった、自社の事業の
    見なおしをしましょうビックリマーク
    分かり難い点や聞いてみたい事があれば、
    経営者様の相談相手ビズサポートにお気軽にご連絡下さいm(_ _)m
    それでは皆さん素敵な日曜日を

    2015/10/31
    再生に必要なこと❗️

    おはようございます。

    第1回から、資金繰りのピンチに陥った
    事業の再生をする手立てを説明してきました。
    返済をストップして、再生計画を立てる
    期間の資金繰りの目処がついたら
    先ず、出血を止めることですビックリマーク
    お金は人間で言えば血液です。
    怪我をして出血している状態では、徐々に体力は失われます。
    先ず、出血箇所を見つけて、止血

    その為に、前回、分解して考える事を説明しました。
    売り上げや利益を⇨店別、取引先別、商品別、担当者別等に分解してみましょう。
    注意するのは犯人探ししてるかのような
    ネガティヴな印象を社員に持たれ、
    モチベーションが下がらないようにすることです。
    その為には、分解して調べる理由をシッカリ理解して貰う。
    出された意見は素直に聞く⇨素直とは、
    意見が異なっても否定しない❗️
    「君はそう考えたのですね」と認めること
    受容する事が大切ですビックリマーク
    これはSWOT分析をする時やメンバーの意見を求める場合の必須条件です。
    ちなみに、SWOTは、お分かり、そう
    s強み、w弱み、o機会、T脅威でしたね。
    否定の言葉を発すると、場は凍りついて意見はでなくなります。
    次に、自社の商品、サービスの強みを
    見つける方法
    お客様の声を聞く
    特に買って頂いたお客様、利用して頂いたお客様の声を聞きましょう。
    他にもたくさん○○○はありますが、当店を選んで頂いた理由を教えて頂けませんか?
    利用してみていかがでしたか?
    売り上げやサービスを利用して頂いたお客様が自社の強みを認識しています。
    答えはユーザーが知っていますよ。
    小さな成功を掘り下げてみると成功のポイントがみつかります。
    次に外部環境分析の手法、PEST分析
    を説明…の予定でしたが、長くなってしまいましたので、叉次回にしますm(_ _)m
    経営に悩んだらガーン
    ビズサポートに無料相談して下さい。
    お待ちしております。

    2015/10/30
    ピンチをチャンスへ❗️

    おはようございます。

    とりあえず資金繰りが落ち着いたら
    早速事業の立て直しに取り掛かりましょう。
    この場合に、聞かれたことがある
    SWOT分析PEST分析をおこないます。
    先ずSWOTの説明です。
    SWOTは外部環境と内部環境を分析する
    手法です。
    自社の内部環境を「強み(strengths)」と「弱み(weakness)」にわけて見直します。
    自社を取り囲む外部環境を「機会(Opportunities)」と「脅威(Threats)」に分けて
    考えます、英語は覚えなくて大丈夫ビックリマーク
    頭文字がS、W、O、Tだと分かれば充分です。音譜
    先ずは強み、弱み、機会、脅威を順不同に
    しっかり大き目のポストイットに書き出してみましょう。
    会社の他のメンバーも一緒に書くと更に良いです。
    実際に作業してみると、どちらに分類するか悩むことがありますが、
    あまり細かなことにはこだらわない。
    ピンチに陥った方は特に、なぜピンチに陥ったのか、➀真の原因を見つける。
    次に➁解決の方向性を見出す。
    これがSWOT分析の目的です。
    機会✖️強み⇨積極戦略
    自社の強みを活かして、事業機会をとらえ、収益を拡大
    機会✖️弱み⇨改善戦略
    弱みを克服して、事業機会を捉え収益を改善。
    事業機会を捉えることで、自社の弱みを克服、軽減する。
    脅威✖️強み⇨差別化戦略
    自社の強みを活かして、脅威からの影響を最小限にとどめる。
    脅威✖️弱み⇨致命傷回避、撤退・縮小戦略
    自社の弱みと外部環境の脅威で最悪の結果を避ける。
    しかし、繰り返しになりますが、これを綺麗にまとめるねが目的ではありません。
    事業だけでなく財務とも関連づけ、
    「弱み」として売り上げが下がっているが出た場合。
    さらに掘り下げ、
    取引先別や商品別に分解。
    どこの取引先、何の商品、
    あるいは、販売単価と販売個数に分解
    このように強み、弱みを掘り下げてみて、
    ピンチに陥った原因⇨窮境に至った真因を
    見つけ、それを取り除く計画をつくります。
    堅い話なので今日はここまでです。
    ビズサポートからのお知らせでした。
    話が堅くて分かり難いと思われた方は、
    是非その旨をダメ出しして下さい。
    {ABD2457A-A79B-4EAA-AD73-02BE197AD9F5:01}

    2015/10/29
    お金はどこに消えた?

    皆さん、毎日家計簿をつけたことがありますか?

    資金繰りが厳しくなってしまったら、
    日々のお金が足りるのか足りないのか?
    先の予測をする為に、資金繰り表を6カ月先まで作成することを、金融機関に求められることがありませんか?
    資金繰り表って何?
    こんな方は先ず日繰り表を作ってみましょう。
    日繰り表とは家計簿みたいなものです。
    縦軸は1~月末までの日付を記入
    横軸は、先ず現金や売掛金回収の収入、
    更に右横に以下の現金支払い項目を記入します。
    給料、仕入れ代金、家賃、税金、支払利息、借入金、返済、その他、等主要な項目に分けて記入、
    その右横に入りと支払いの差引、現金合計残高
    以上を日々記入して毎日の現金残高を確認しましょう。
    これを3カ月間記入していますと、一カ月のなかで何日に、いくら、どういう理由で、
    お金が増減するのか見えてきます。
    こうなればしめたものクラッカー
    毎日の支払いは、だいたい把握できましたね。
    分からないのは、今後の売上とそれに伴う
    現金や売掛金の入り方ですね。
    前年、前々年の月別売上を確認して、月によって売上が増減する幅と理由を把握します。
    次は売上の何割が現金回収で何割が掛けかを確認しましょう。
    掛けは翌月末に入金が多いと思われます。
    又この売上に必要な仕入れは何月にいくら仕入れし、代金はいつ払うのか
    以上が分かれば、この後毎月いくら売上が発生して、何月にいくら入金になり、
    何月にいくら支払いか分かります。
    こうしてやっと経理は苦手な社長さんに、
    お金がどこに消えたのか見えてきました。
    先が少し見通せましたか?
    分かり難い方は、税理士さんや取引金融機関で資金繰り表、日繰り表の用紙を貰って
    埋めてみて下さい。
    分からない点や用紙を希望の方は、
    お気軽にビズサポート無料相談下さい。
    分かり難いとお感じの方は是非コメント下さい。
    分かった方はいいねグッド!をポチッとお願いしますm(_ _)m
    それでは又次回しっぽフリフリ
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