INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/11/21
社員が納得して自ら積極的に動くのは
改善計画の実効性をあげる
いなジィのブログ276
今日のご相談企業は
改善計画を作り
赤字から脱却しようと
努力していますが
なかなか計画通り
挽回できず苦戦しています
店舗別の収益計画を見ると
本部卸売部門の収益が
マイナスであることが
大きく影響しています
更に赤字部門を詳しくみると
変動費が高く、粗利が
殆ど取れておらず
固定費が賄えていません
主な仕入先の原価率は
変えることが出来ません
粗利の取れる併売できる
商材の開発や
現在の配送ルートに近接した
新規取引先の開拓など
粗利の増加策を検討しました
まだまだ改善の打ち手を
増やすには
顧客の生の声を聞く営業マンの
率直な意見を反映したアイデアや
施策が必要です
その意見を吸い上げる
営業会議について
ヒアリングすると
社長が一方的に発言して
営業マンは誰も意見を
言いません
会議が
「安心・安全
・ポジティブ」
ではなくて
「不安・危険・
ネガティブ」
であることが判明しました
そこで対策は
①「言葉」→肯定的
②「表情」→笑顔
③「態度」→うなずき
④「行動」→言行一致
以上4つを徹底して
営業マンの元気を
引き出すことにしました
①事前に話したい事を紙に書く
これで活発な意見がでる
会議、職場をつくります
意見を取り入れて作った計画は
営業マンの腑に落ちて
実際の行動が変わります
改善のポイント
安心安全ポジティブ
な場をつくる
原因を分解して
「打ち手」を出す
お金、人、ビジョンの課題を
社長と一緒に解決し
成長企業に変える
チャレンジややパートナー