INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/02/09
事業承継について
おはようございます。
中小企業の社長さんの
お悩み事を解決する
中小企業の
事業承継について
気づいたことを
書いてみたいと思います。
関与している中小企業で
起きた現実の問題です。
社長が65歳過ぎて
高齢なってきた企業です。
幸いなことに社長の子息が
同業他社に修行の為に
勤務した後に、
自社に帰って来ており、
後継者の候補となっています。
しかし何故か社長と
考えが合いません。
社長は、ご長男が1人だけ
反発すると考えて
悩んでいらっしゃいました。
![](http://emoji.ameba.jp/img/user/im/imatoiumirai/2983.gif)
総務経理を担当している
奥様に話を聞いてみますと
長男が1人だけ
反発しているのではなくて
どうも他の社員が、社長に対して、
言いたくても言えないところを
その代弁していたのです。
又、長男は社長が会社のビジョンを
明確にしていないので
どう対応して良いか
分からない、
都度社長が決めるという
不満と悩みを持っていました。
話し合えば良いのですが、
社長さんは、長男に話しが
出来ないとのことでした。
社長さんに、分かって頂く
ように、先ず社長さんに
気付いて頂く為の面談
同じ様に長男が帰って来て
社長の考えが分からず、
方針が合わない為に
拗れている他社の事例を
お話しすると、
ご自身の問題点や、
長男が1人だけ、
社長に反発しているのではない
ことをお気付きに
なられました。![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
当事者2人では、
解決は難しいですね。
事業承継は先ず
コミュニケーション
が大事ですね。
その為には、社長の考える
会社のビジョンを明確に示す。
更に早目に、良く話し合い
拗らせないことです。
拗れてしまったら
第三者を入れて
もつれた感情の糸を
解いていきましょう。
では又次回![おいで](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/129.png)
![おいで](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/129.png)