INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2017/02/23
経営改善支援センターを活用して銀行取引改善
なんちゃって専門家には
気をつけて!
いなジィのブログ371
日本政策金融公庫の広島支店で
「経営改善支援センター事業」を
活用した金融取引の正常化について
公庫職員さん向けセミナー
を行いました
公庫さんから、再生に力を
入れていきたいと
依頼されたセミナーです
お伝えしたのは知識だけでなく
「どのように社長さんに寄り添い
支援をすれば良いか」です
この事業の対象は
資金繰りが苦しくなるなど
金融機関の支援が必要な中小企業
その中小企業が認定支援機関
(税理士、中小企業診断士
などの専門家)に計画づくりを
手伝って貰います
経営改善計画を立てて
リスケ(リスケジュールの略)
(借入期間の延長し返済額を減らす)
借り換え
(今迄の借入を返済額を減らすように
新しい借入に借り換える)
新規借入
(新たな借入が事業継続に必要なもの)
などの金融支援を
取引の金融機関に依頼します。
全ての金融機関の同意が
整うと計画は成立します
以後は3年間にわたって
モニタリングがなされます
モニタリングは計画通り
推移しているか確認します
計画に対して実績が下振れしたら
改善施策の立案、実施を
サポートします
従って本当に中小企業に
寄り添い支援する事業なのです
社長の思いや意思の入らない
計画づくりや
計画を作って「一丁上がり
あとは知らない」
「銀行の作る改善計画は
借入金の回収計画だ」など
レアケースを一般化して
話し注意を引こうとする
こんななんちゃって専門家は
要注意です
見分けるポイント
本当に事業を
よく見ているか?
借り手の立場にたって
金融機関の調整を
お手伝いしているか?