INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2017/02/18
良好な銀行取引の第一歩はこちらから近づく
メイン銀行に自社の
評価を聞く
いなジィのブログ366
「脱どんぶり経営セミナー」
をおこないました
アンケート取ると受講者約60名中
お金や数字が得意の方はわずか3名
こんな経営者の方々に
和仁達也先生の
お金のブロッパズルを使い
把握して経営の意思決定に
使えるお金の知識を伝えました
その後の個別の経営相談で
2社目のお悩みごとです
社長が72歳と高齢の
自動車販売業者で事業継承と
銀行取引の悩み
社長の長男の専務と
妻の常務のお二人でのご相談です
社長は未だに会社の実権を
離すつもりがない
会社の業績はかなり以前から
売上が毎年下がり
管理部門の常務が
人員や経費削減をしているが
実質は赤字です
決算書もかなりの
操作が見られます
相談の夫婦が今後どうすれば
良いのか悩んでいます
社長は銀行の目を意識して
赤字決算にしたくない為
売掛金や在庫などで
かなりの操作をしている
しかし借入過多で銀行の返済は
すでに全行ストップしています
従って債務者区分は
「要注意先」以下だと思われます
更に当然、銀行は粉飾には
気付いていると思われるので
お二人には、メイン銀行に行き
メインが自社をどう見ているか
聞いてみる事を勧めました
銀行としても高齢な社長で
返済ストップしているので
聞きたいことが沢山あると
推測できるので
事業承継に向けて
銀行との関係性を
構築すると同時に
正確な現状認識をします
次に社長さんに
決算書を見せて貰い
早く経営改善に取組むことを
お勧めしました
本格的に改善に取り組めば
充分正常化が見込まれる
そうすれば老朽化した
設備の更新投資も可能になります
私のクライアントにも
よく似たケースがあります
経営改善支援センター事業を
活用して正常化に取り組めば
専門家費用の2/3は国が
補助してくれるので
会社の負担は軽減されます
皆さんもこんなお悩み
ありませんか?
そんな時は認定支援機関に
ご相談ください