INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/06/02
銀行取引のお悩み解消NO.2
お金で困らない
会社を増やす
いなジィのブログNO103
銀行取引よくあるご質問シリーズ
■銀行とうまく付き合うポイントは?
まずは良い担当者を見つけます
昨日のブログで
良い担当者を紹介して貰う
と書きました
訪問して貰う為には
銀行の担当者にも訪問の理由(メリット)が必要ですね
担当者の期待は?
例えば
ある程度の頻度で借入や
割引などの資金需要がある
預金の取引(積立など)
金融商品の販売(投信・保険など)
従業員の取引を含めて
獲得の見込みがある
なので
全部付き合う必要はありませんが
ある程度無理のない範囲で付き合います
知人を紹介するなどの方法で
担当者の目標達成に
協力してあげるのもOK
地域情報(不動産)などの情報を
聞くことができるのも歓迎されます。
以上のようなことを期待して
訪問してくるのですよ
少し期待に応えてあげましょう
担当者も目標を持って努力してます
懇意なお客様を作ろうとしていますし
内部では競争もあるのです
銀行担当者を味方につけるには
折角訪問してくれた担当者には
机と椅子は用意して
ゆっくり話せる雰囲気を作る
夏の暑いときなら
冷たい飲み物でも出す
話題として
金融機関のニュースなどを
新聞・TV・インターネットで
チェックしておく
自社の事業や商品サービスを
分かり易く説明したり
決算書や試算表などの資料は
積極的に開示します
いつも訪問を待つのではなく
担当者の都合を聞き
訪問するなどの方法で
面談機会を増やす
みなさんの商売でお
客様をリピーターに
するのと同じですね
■お付き合いで、不要な資金でも
借りといた方がいいとよく聞くが…?
借りておいた方が良いのです
理由は融資取引が始まると
決算書を提出し銀行が分析システムに
データを入れて分析しますが
融資が無いと忙しいので
決算は分析しないし
よく見ないのです
その結果
融資があれば
無い場合より御社のことを
よく理解してくれます
又、試算表を持参するなど
定期訪問の理由もでき
コンタクトが取り易いですね
こんな感じで取引を
上手くスタートさせましょう
気をつけるのは
銀行員に
敵対的な感情を持たないこと
条件交渉の相手だと思わないこと
金利などの条件に過度に拘らない
自分の都合で呼び出したり
急がせたりしない
以上の点にきをつければ
銀行員を味方にできます
銀行担当者が味方につくと
相談や融資の申し込みも
スムーズにいきますし
そのうち上席も紹介してもらえます
逆をやると嫌がられギクシャクします
そんな
お困りごとがおきたら
お金、人、ビジョンの悩みを