INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/07/13
早期発見早期治療なら完治できる
次世代まで続く
100年健康企業作りのパートナー
いなジィのブログNO.145
銀行取引のお困り事例です
今日の相談者は
ある金融機関の経営者のご紹介で
社長さんと奥さんがご一緒に来社
決算書を3期分持って来て頂きました
前期の利益は80万円の赤字
繰越欠損金は5400万円
大幅な債務超過です
決算書の別表(七)を見ると
過去から毎期赤字がずっと続いています
7年前 △600万円
6年前 △700万円
5年前 △400万円
4年前 △270万円
3年前 △120万円
2年前 △40万円
1年前 △110万円
もっと古い欠損金が
毎年期限切れなっています
売上も年々減少しています
その80歳台の社長さんに聞きました
40数年やってきたので
もう少し頑張ろうと思うのです
何とか今期黒字にできますか?
資金繰りは回りますか?
自宅マンションを親戚に売り
その代金を会社に入れて
やりくりしています
返済金額を減らしてもらい
毎月返済しています
夫婦の年金も会社に
つぎ込んでいます
シティ信用組合の借入は
3000万円、年8%の高金利
その他の借入を合計すると
総借入1億円 > 年間売上9000万円
危機的状況です
いなジィのアドバイスは
現在の事業の再生は極めて難しい
先延ばしするのは限界です
早い決断が必要です
しかし
決めるのは社長の役割です
社長さんの腹が決まるまでは
各金融機関の返済をストップ
それでも資金繰りが回らないなら
利息の支払いも止めます
社長夫婦の給料も削減します
現在賃貸している元営業所の
不動産を売却し借入返済します
以上の手を打って、月次の
試算表が黒字に出来るか
やってみることになりました
万が一に備えて
個人のお金は弁護士費用程度は
必ず残して置くよう話しました
もっと早くにご相談くだされば
打ち手も多かったのですが…
早期に発見、早期治療が
大事ですね
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いなジィこと稲葉琢也
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