INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/06/01
銀行取引のお悩み解消
お金で困らない
会社を増やす
いなジィのブログNO102
銀行取引について
ご質問がいろいろ
ありました
【銀行との付き合い方を知りたい】
友人の事例紹介
事業を開始して約1年
知人に
「銀行でお金を借りて
枠を作ったほうがいい」
と言われて
「急には借りれないし
利息は必要経費と思って
借りとくべきだ」
また
「付き合うと他の企業の情報も
聞けてメリットがある」
と言われたのです
そんな話もよく聞くなと思い
銀行に行きました
一応、PL,BSと事業計画書を
持参して何を聞かれても
良いように準備して行きました。
ところが、行ってみると
何しに来たの?
という雰囲気です。
持参した書類を見ようともしないし
業績なども聞いてくれない
「地域の情報なんて
不動産売買の情報くらいしか
ないよ」
また
「銀行に貸し出し枠なんて
ないですよ」とも言われました。
友人の話と随分と違い
混乱しました
何がよくなかったのでしょうか?
このことを別の人に話したら
まずは制度融資から行い、
その後に銀行融資だと
いわれたりもします。
また、
先日、
法人名義の口座も作りましたが、
営業の方を紹介されることもなく、
ただ
口座にお金を預けているだけです。
どうも付き合っている
感じがしない
本当にこのままで良いのか
不安に感じています。
いなジィのアドバイス
先ず
いきなり融資の窓口を訪問は
良くないのです
銀行員は、融資の窓口に取引の
無い方が申し込みに来ると
どこか他で断られて
困って来たのでは?
と疑ってみます
口座開設の際に
自社の事業を簡単に説明して
「将来メインバンクとして利用したい」
と伝えて名刺、会社案内を渡しておく
税理士、コンサル、
その銀行の取引先
に紹介して貰う
「将来は借入して事業拡大を考えている」
と担当者を紹介して貰うと良い
訪問は
その担当にアポ取りして
銀行員の都合の良い日時に合わせる
月末、月初、5、10のつく日は避ける
資料は決算書、試算表、
会社案内、パンフレット
などを持参します
ビジョンや事業の特徴や強み
を説明します
又
将来は借入を利用したい事を
伝えます
自分を理解してくれる
担当者を作ります
融資の決裁は支店長権限の場合と
本部決裁の場合がありますが
担当者が熱心に取り上げる
事が大前提です
なので
その銀行の取引先が
良い担当者だとして
紹介してくれる人を
紹介して貰うのが一番です
尚、事例のケースでは
融資枠を期待するのは無理です
最初のうちは
申し込みの都度審査します
又銀行が情報をくれるか?
良い間柄になれば
ビジネスマッチングや
不動産の情報などいろいろな
情報は貰えます
最初から資金が必要な場合
日本政策公庫(国民事業)や
地元銀行の創業融資を
を申し込みすると良いです
その他
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