INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/05/16
銀行取引は誤解の解消で上手くいく
資金繰りや銀行取引で
お悩みの皆さんをお助けする
いなジィのブログNO86
先日のものづくりの
中小企業の
メインバンクに訪問し
支店長さんにお願いに行きました。
経営改善支援センター事業を
活用して補助金使って
経営改善計画をつくり
その計画に基づいて
今までに借入した
借入金の
返済期間を延長し
返済金額を軽減していただく
又金利の高いビジネスローンは
自宅工場に担保設定を
することを条件に
他の借入と一本化し
金利も引き下げを
検討していただけます。
又同時に
手狭で生産効率が低い
現在の工場から
市の郊外で安くて広い
工場を借りることが出来る
工場設備も
安い中古機械の
出物が見つかりました
なので
工場移転ができたら
生産効率が改善して
納期が短縮できます
そうすれば
現在の受注先が
発注を２倍以上に
してくれます
なので
収益改善も充分可能なことを
説明して
工場移転費用と設備購入資金の
調達のお願いもしました
決算書では
赤字で債務超過
（オケラ=資産<負債）
の会社ですが
社長さんが会社に
貸付しているお金と
社長の所有の自宅と
隣接の工場は
会社の自己資本として
みなすことが出来ます。
会社と社長個人を
一体としてみると
オケラ（資産<負債）ではなく
「資産超過（資産>負債）ですね」
と確認していただきました。
支店長さん
「私も人事異動で着任して
間がないのですが
事情は分かりましたので
直ぐに本部に協議します」
と回答していただけました
社長さんと銀行の
コミュニケーションが
上手くいっていなかったのです。
やはり
諦めないで
よく状況を説明して
理解していただくことが
大事ですね
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