INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/04/16
減価償却をしないと銀行はどう見る❓
お金で絶対に困らない
会社を増やすお手伝い
いなジィのブログNO55
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昨日相談を受けたおはなしで
気付いたことです。
3月決算の企業さんは
ちょうど今頃から
5月の申告期限までに
どんな決算にしようかと
ご相談にこられます。
その中での
思い込みや勘違いを
お知らせします
昨日の勘違いは
「減価償却をしたら
赤字になるので
銀行がお金を
貸してくれなくなる」
だから
減価償却はしないで
おこうと思います。
社長さん
銀行は
減価償却をしないで
黒字にした決算書は
減価償却をしたら
どうか修正して見ていますよ
又、減価償却をしないで
黒字にする経営者の考え方は
好ましくないと思っています。
理由は
会社にとって税金面で
不利であることや
経営判断を誤る原因に
なりかねないからです。
ところで
【減価償却費とは何?】
300万円で普通車を
買った場合を考えてみましょう
6年間乗ります。
買った時点では現金300万円が減り
車が資産として300万円記録されます。
翌年は1年間で価値が
目減りする分の
300万円÷6年=50万円が
経費として計上されます。
もちろんお金は出て行きませんね。
資産の車は300万円が250万円に
減少します。
これを毎年繰り返します。
減価償却費を計上すると
例えば
償却前の利益200万円だとすると
税金を引いた利益は
200万円×約70%で140万円
(約30%が税金)
一方で
償却を実施すると
利益150万円になり
税引き後の利益は
150万円×約70%は
105万円<140万円
えっ、減った❓
お金の出て行かない
減価償却費50万円を
加えてると155万円残ります。
従って減価償却を
実施した方が合計で
10万円×6年=60万円
得なのです。
なので減価償却は範囲額まで
必ず実施しましょう。
その他銀行借入に向けて
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