INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/03/18
資金繰りが見えるようになる。
皆さん、こんにちは
今日は朝から天気下り坂で、
鬱陶しい一日となりました。
お金、人、将来ビジョンで
お困りの社長さんの
片腕となり解決する経営パートナー
稲葉琢也です。
今日も、1社のご相談があり、
改善計画の策定に向けて
コスト削減策の積み上げと
売上増加の為の
新たな施策の構築です。
そうした中で、
先日もお話しをしましたが、
先ず、改善のネタは工夫すれば、
出てきますよ、大切なことは
決して諦めない事が
重要です。
資金繰りについても、
策を考える為には
先ず、
日々のお金の出入りを
把握する事が第一です。
そのためには、資金繰り(月次)を
いきなり作るのではなく
日繰り表をつくり、
毎日のお金の出入りを
記録します。
詳しくは以前のブログを
早く理解したい人は、
せめて過去3か月分の
日々の現預金の出入りを、
売上現金入金、売掛金の回収、
手形入金、現金仕入れ、
買掛金の支払、
という風に記入します。
そうすると、毎月何日に、
どのような理由で
お金が出・入りしているのか
分かります。
その中から、改善の手立ても
見えてくるのです。
例えば、入金の早期化です。
3月決算企業も多いと思いますが、
✅売掛金の期日入金のお願いと、
✅期末残高の確認をしましょう。
残高確認の良い点は、
管理不足による
不良債権化(焦げ付き)が防げます。
又書面で確認を取ることで、
社員の使い込みが判明した
事例もありました。
更に、牽制が効いて、
不正の防止策にもなりますよ。
又、
✅某企業では商品の定期購入の
お客様に前払いの割引特典を付けて、
前受け金により、
資金繰りを改善した企業もあります。
更に、
✅支払いについては、買掛期間の延長、
手形支払いの導入、サイトの延長などの
方法がありますが、
信用不安を起こさない為には
新たに取引する取引先から
順次条件を変える事が必要で、
慎重に行います。
そのほかにも
✅処分可能資産の処分による現金化等
手立ては、沢山あります。
打ち手の見落としを防ぐ意味でも
先ず日繰り表を付けて
実態を把握しましょう。
やり方がよくわからない方は
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どうぞお気軽に