INABA TAKUYA BLOG
稲葉琢也ブログ
赤字でも借入ができ、資金繰りが改善する元銀行支店長の秘訣を授けるビズサポートの稲葉琢也
2016/04/26
自分の預金が使えない。
お金で絶対に困らない
会社を増やすお手伝い
いなジィのブログNO66
昨日の「定期預金には
しないでね」の理由
事業がうまく行かなくて
資金繰りが厳しくなると
借入がだんだんと
難しくなります。
そんな時に定期預金を
預けていると
銀行は定期預金を
見合いに融資をします。
この預金を
見合い預金といいます。
見合い預金とは
貸出に当たって
担保の手続をとらずに
銀行が預金を払い戻しせず
使えなくしている預金のこと。
銀行は貸出をその見合い預金で
返してもらうつもり
その後
事業主は更に資金が
必要なときに
その定期を解約して
使おうとすると
「解約できません」って
言われることもあります。
又
銀行には
定期預金の満期までは
払い戻しを
しなくても良い
期限の利益があります。
期限の利益ってなに?
期限が来るまでは
支払いを求められない
ことで受ける利益です。
例えば
借金があっても
支払い期限までは
繰り上げて全額
返さなくてもいい
借主にとっての
利益や
定期預金を
満期までは
払い戻さなくてよい
銀行側の利益のことです。
なので
借入している中小企業は
手許資金は定期や積立に
すると
いざお金が必要な時に
使えなくなると困るので
当座や普通預金の
いつでも払い戻しできる
預金にして
おきましょう。
借入した銀行から
依頼され断りきれない場合は
期日に解約をする約束で
付き合ってあげましょう。
こんな風に
銀行取引で悩んだら
お金、人、ビジョンの悩みを
社長の片腕となり解決する